ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

人は給料に見合った価値の仕事をしないといけない

2013年04月06日 08時33分53秒 | エッセイ

・・・中国をはじめ、今まで途上国といわれた国々が企業力(生産・商品力、生産技術力、品質、コスト)を向上させていく中で、日本の企業が現状維持または上昇を志向する為には、その企業力とプラスαを世界のライバル企業よりも向上せなくてはならない、そのために、企業内容を新旧の置き換えをして、世界の競合他社商品よりコストが安く、サービスを含めた品質も上げていかねばならない。 どうすればよいかと考えると、働く人が、仕事の内容を企業のぷらすαである新しい商品の想像に向けていかねば、それは達成できない。 バブル前の日本の企業は、単に生産規模を大きくする事に専念したり、買い入れた新しい設備の導入によって、実力アップを狙うことだけでも、会社を成長させることが出来た。 そういう環境では、働く人は創造性を必要としていなかった。しかし、人件費や、インフラコストの安い世界の企業を相手にしたときは、同じ土俵でマスエフェクトを目的としたような企業力アップで競争していたのでは世界では勝てない、 新しい商品と商売を生み出し、新しい市場で、次元の高い競争で打ち勝っていくしかないのである。<o:p></o:p>

 そのためには、直接部門の現状部門維持の要員は別として、間接部門の要員は新しい商品や商売を生み出す作業が主な役割となる。その役割の維持業務との割合は、部門の分掌とか、その人の地位によって現状維持の作業と新商売創造作業の割合は変わってくるが、 一番現業から遠い経営者の場合の仕事は会社の現状維持部門も含めた会社目標の作成以外はすべて会社の未来を占める商品、商売の創造作業を考え、実作業者の担当する人たちをリードすることが仕事である。<o:p></o:p>

 今の日本の企業を見るに、そういった仕事に対する考えのない企業が多数みられ、相変わらず、規模拡大で会社発展を考える旧態然たる経営者が多いのが残念です。

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