ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

日本の政治家の望ましい姿

2013年04月10日 08時23分48秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・家人が見ていたテレビのバラエティー番組の中で、この種の番組では珍しく、良いことを言っているなーと思うことがあった。 マツコデラックスと池上彰の時事問題のおしゃべり番組です。 番組の内容は多岐にわたっていて、解説的な要素が多かった。
 その中で頭に残った話があった。 「日本の政治家」と云う話題で、日本にとって何が大事なのかと云う事について、政治家としての考えを持っていてほしいという話になった。 それでは、その考えとは、何かと云うことは常々興味のある話題ではあるので、さらに聞いていると、「国民が自由で平等であることを考える政治をしてほしい」と云う事を言っていた。
 その結論にはなるほどと感じた。 すべての行動と発言のもとになる考えのない政治家が多い、揺るがない信念を持って行動する政治家が望ましいと云う事については、大いに賛同を感じる。

  話は変わるが先日の朝刊に、デンマーク映画「アルマジロ」の監督ヤマヌ・メッソさんのインタビュー記事が載っていたのを読んだ、其処に紹介されているデンマーク人の政治信念はまさに上記の政治家に望まれる考えと思った。
  記事の紹介によると、映画「アルマジロ」の冒頭でアフガニスタンに派遣されたデンマーク軍の上官が兵士たちに「この任務がデンマーク国民に関係があるのか。そんな疑問が諸君の頭に去来したと思う」との旨を話すシーンから映画は始まる。 そして、デンマークと関係のないアフガニスタンで死者まで出して戦う理由については、次のような説明があった。「デンマークは第二次世界大戦でドイツと戦わずに、占領を許してしまった恥ずかしい過去がある。だから、どこかの国で市民を苦しめる為政者が居たら、自分たちが解放し、平和を築こうとと考える。自由と人権と云ったデンマーク人が信じる価値を守るために立ち上がることが重要だ。・・・・」

  普通のデンマーク人でさえ「自由と人権を守る」と云う、しっかりした考えを持っている。 これを持たないで政治をする日本の政治家はなんなのかと思う。

コメント
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