ジョギングはシャンパンの味

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日本の新技術 パワートランジスタ

2013年04月12日 07時05分45秒 | 経済

・・・四月八日の朝日新聞朝刊、科学欄に日本の新技術「SiCのパワートランジスタ」のめどがついた記事が出ていました。 

  
  「パワートランジスターの要点記事」

  私は機械が専門なので、この技術の詳しいことは判りませんが、技術の価値はよく分かります。 電気設備で一番遅れていたのが変圧器でしたが、この技術が実用化されれば、とても、すごとことだと思います。
  技術の詳しい内容はとにかく、大容量で且つ21700ボルトの電圧に耐えると云う事が書いてあった。従ってこれが実用化されると、国内ので電力送電用の変圧器や、周波数変換して60Hz地域と50Hz地域との電力変換も可能となって、国内消費の一割の電力が節約できるらしい。 100万キロワットの原子力発電所10基分にあたると云う。 そのほかに、大容量電力を使うところではすべて節電効果が期待できる。 全世界を考えるととてつもない需要が見込まれる。  このパワートランジスターの製造技術が難しいらしい。 しかし、企業と大学がめどを付けたらしい。 

  半導体や液晶などの製造に関しては、過っては日本が技術開発をし、世界をリードしていたが、後発国のメーカーに技術移転などをすることによって、今はその市場を奪われてしまった。
  パワートランジスターも、まだ開発されたばかりの技術である。 過っての半導体や液晶の製造技術と同じ過ちを犯さないよう、特許や、技術の保護と公開を国の戦略として、必要なことを実施してほしいものである。

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