・・・最近、世界一の長寿命の方の情報がテレビのニュースで流れていた。 男女とも世界最高齢は日本人らしい。 しかも、日本で一番長生きされるのは長野県が多いらしい。 ある程度の年になると、体や、頭の能力の衰えを感じて、自分はいつまで生きれるのか、否応なく考えることになる。
先日、新聞の教育欄に「なぜ寿命はあるの」と云う記事が在った。 最近の研究によると、生物本来は生き続け、「寿命」と云う概念は無いそうだ。 進化の途中で「寿命」と云うものが必要になり、出てきたという。 アメリカの砂漠に生える、低木、クレオソートブッシュと云う木は推定一万二千年も生きている株があるそうです。
それではなぜ、進化の途中で「寿命」が出てきたと云うと、あまり長い寿命の木だと、子ども世代と食糧や生息場所などで競合してしまい、世代交代が抑えられ、生存競争や、環境変動に遺伝子レベルでの適応が遅くなり、種の生き残りに不利になるからだそうだ。
今の人間は、自然では生きれないほど長生きしているので、環境の悪化への適応などが出来ず、近い将来、絶滅する可能性もあるのかもしれない。