・・・道路に面した庭のベランダで朝の新聞を読んだいた。
外で保育園に上がる前くらいの女の子が「おばあーちゃん」と、何度も大きな甘えるようなとてもかわいい声を上げていた。
ほかの言葉はなしで、「おばあーちゃん」を何度か叫んでいた。
その声を聞きながら、昔、わが娘が同じような「おとうさーん」と声を張り上げていたのを思い出した。
あの声は女の子だけの独特の声で、親の私の心をとろけさせる力がある。
女の子の生まれつきのものらしい。
生物学的に、子孫を残す為に、親が女の子供を大事にするための進化論的な必然性なのかもしれません。