ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

生気の無い老人になった日

2016年07月17日 09時05分54秒 | 暮らしの出来事

・・・去る14日の夜の10時ころ、急に下腹が痛み、高熱が出始めた。
  翌日、近所のホームドクターに掛かると色々と調べてくれた結果、どうも大腸炎らしいと診断され、、問診からは原因が特定でないので、近くの大病院を紹介され、その日の午前中に入院でき、色々と検査した。
  その結果は、ホームドクターの見立ての結果は大きく変わることはなかった。

  16日の午前中に退院して、今は、下痢気味であるが、体温は平熱に下がり、普通の生活が出来ている。

  急な発熱で且つ、40度近い熱が出たので、私自身は入院した日の出来事は夢の中の出来事のように記憶しており、2泊3日の旅に行ってきた心地がする。

  入院して1日は40度の高熱だったのですが、熱が徐々に下がり始めてからは、しばらくぶりに、大部屋の病室での生活は、漏れ聞こえてくる他の入院患者の生活や、家族との会話から、他人の生活を聞くことで、久しぶりにわずかなサンプルではあるが世の中の他人の生活を知ることが出来た。

  入院患者は80代の人が多く、私より、一回り上の高齢者なので、私が一番知りたい、健康状態や、家族関係の状態、生活の問題点を、漏れ聞こえる会話から、垣間見ることが出来た。

  また、別の話題であるが、今の病院の設備は、私が其れまで知っていた10年前の状態とはかなり違っているように思えた。
  例えば、4人の大部屋の入り口から奥にベッドを据える二人はもちろん窓際で、採光が良く、病室の入り口脇の二人は、昔は最高が無く暗かったが、今は部屋の設計を外形が段違いの形にして、採光がとれるようにしていたことは、かなりの進歩で、入院患者の気持ちを明るくしてくれる良い点でした。
  また、パソコンや、スマートフォンに使う、ワイファイ設備の利用は、無料で、簡単に繋がるように成っていたことである。
  10年前に、入院した時はロビーに出て、携帯の通信を使って、パソコンを操作していた事を思い出した。

  そして何より良かったことは、2泊3日の入院の費用が4万円弱で済んだことである。
  消化器内科専門の医者が3人で色々問診、検査はCT、超音波、造影剤撮影、細菌培養検査、血液検査などの費用を含み、食事つきで泊まりして、この値段なので、助かりました。

  因みに、入院の2日前に、家のガスの風呂釜の外側がすすが貯まっていて、使えなくなっていたのを、業者が出張で来て、外のガス窯をばらして掃除し、風呂釜の内側も掃除してもらった2時間の手間賃と同じ値段だったのは、ある意味、どっちが安いのか、考えさせられました。

コメント
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