ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

昔の義歯は木製でした

2019年02月28日 05時48分28秒 | 健康・医療

・・・私も、歯医者にはよく行きます,そして上下とも入れ歯が有ります。
   入れ歯も、自分の歯にフィットしなくて、新しく作ると、自分の口の中に馴染むまで、かみ合わせ調整に時間がかかります。

   今日の新聞に、昔の入れ歯についての話が書かれていました。

    右写真は480年前の木床総入れ歯(現存最古)

   上の図は室町時代の老女が使用したとおもわれる木床義歯で、これが現存する世界最古の入れ歯と言われます。

   記録によると1538年に亡くなった和歌山県の寺に住んだ、70代で亡くなった尼さんの入れ歯だそうです。
   写真の歯は、上の歯の総入れ歯だそうで、全てがツゲの木できています。
   このほかにも、前歯を象牙や動物の骨で白くしたり、黒色のコクタンで作った鉄漿の入れ歯もあったそうです。

   欧米では19世紀半ばまで、食べるためには使えない陶製装飾入れ歯だったそうで、実用的には日本の方が優れていたそうです。

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