小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

クロード・モネ

2012-11-12 06:05:18 | インポート
図書館で借りた本



モネ 光と色の革命児。

モネが何よりも興味を持ったのは「動き」。
だから輪郭にはさほど注意を払わなかった。
日本画の輪郭のようなものは、モネの作品には見当たらない。

もう一つ、モネの根底にあるものは、「光」。
「光と動きを描く」という使命を実現しようとした。
「光と動き」を捉えるためには、すばやく的確に描くことが必要だったので
過去の画家たちのような既存の手法で描くことはできなかった。
そのため特殊なテクニックを開発し、独自の方法での色彩を使った。


セーヌ川の河口の港湾都市であるノルマンディー地方、ル・アーヴルで育ったというモネ。
北フランスの海は天候が変わりやすく、自然はさまざまな表情をみせる。
ここでモネは、自然に対する繊細な感覚を養っていった。
少年時代をノルマンディーで送ったモネにとって、その海岸風景は肌身を通してなじんだものであり、
終生にわたって「水」をテーマにしたモネの原風景であったという。










モネが描いたというエトルタ海岸って、窓岩のあるオタモイ海岸に似ている気がします。

いつか行ってみたいな、フランス、ノルマンディーへ。