小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

札幌 冬季オリンピック・パラリンピック招致2026 開催概要計画書雑感

2016-08-10 04:30:00 | インポート
札幌市は2026年に開催される冬季オリンピック・パラリンピック招致に手を挙げている。

2026年冬季オリンピック・パラリンピック招致/札幌市



開催概要計画書(案)を読んでみた。
冒頭の「招致の意義」に違和感を覚えた。
インパクト、熱さ、感動がない。駄文。役人の書いた文体丸出し。
特に最後の締め
「~でありますオリンピック、~であるパラリンピックを札幌で開催したいと思います。」

もっと推敲すべきだったろう。あるいはライターに頼むとか。
この種の文書には導入部のインパクトは必須である。
これでは200万都市の名が廃る。

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招致の意義
 1972年に札幌で開催されたアジア初となる冬季オリンピックは、札幌のウインタースポーツシティとしてのプレゼンスを高め、国際化に大きく貢献するとともに、札幌の街を大きく変え、市民の誇りとアイデンティティの形成につながりました。

 あれから40年余り。

 再び冬季オリンピックを開催し、初のパラリンピックを開催することは、子どもたちに夢と希望を与え、冬季スポーツを振興し、世界平和に貢献するというオリンピック本来の意義に加え、都市基盤および冬季スポーツ施設の更新や、バリアフリー化の促進といった都市のリニューアルを推し進めるほか、札幌・北海道のみならず、日本全体の活性化につながるといった効果が期待されます。

 さらに、札幌が今後待ち受ける人口減少や少子高齢化の更なる進行への対応や、新たなエネルギー社会の構築といった幾多の困難を克服していく誇り高き市民力を育成し、札幌ひいては北海道の未来を切り拓いていくこととなります。冬季オリンピック・パラリンピックは、時代の転換期を乗り越え、札幌の未来を創り上げていくために、多くの市民が夢を共有し、大きな目標に向かって市民力を結集させるための、この上ない機会であると信じています。

 招致から開催までの取組は、市民・企業・行政が一体となる、いわば「まちづくり運動」そのものであります。これを成し遂げることで、成熟都市としての都市ブランドとシビックプライドを醸成し、札幌の街を新たなステージへと押し上げることになります。
 
 スポーツの栄光、平和の祭典でありますオリンピック、そして世界最高峰の障がい者スポーツ大会であるパラリンピックを札幌で開催したいと思います。
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以下、メモっておきたいと思ったフレーズなど。

アジアで初めてのオリンピック冬季大会を市民が一丸となって成功させたことは、国際都市札幌として市民の誇り

札幌は年間6mを超える降雪がありながら約200万人の人口を持つ都市と自然が共存する街

レガシー
競技施設などの有形財産、大会を開催することで得られる、スポーツ振興や地域活性化、市民の誇りといった無形財産としての遺産を未来へ継承していくことが求められている。

アスリートファースト

オリンピック
開催期間2026年2月6日(金)~2026年2月22日(日) 17日間
競技数 7競技(98種目)

パラリンピック
開催期間2026年3月6日(金)~2026年3月15日(日) 10日間
競技数 5競技(72種目)

冬季オリンピックの競技数7競技をすべて言えたらすごい!
へー、スノボーはそういうくくりだったのですね。