小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

藤井聡太四段 羽生善治三冠に勝利!「炎の七番勝負」6勝1敗の快挙

2017-04-24 05:12:40 | インポート
abemaテレビの企画した非公式戦とはいえ、これだけの強豪相手に6勝1敗は驚きの結果です。
五分五分がいいところと思っていましが、予想をはるかに超えました。
本当に強い。
どの対局をみても内容がともなっているし、最終局の羽生戦だって完勝といっていい。
末恐ろしい新人です。

もはや、注目は誰が連勝を止めるのか、でしょう。

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将棋・藤井聡太四段 羽生善治三冠に勝利!「炎の七番勝負」6勝1敗の快挙
出典:yahooニュース

想像を超えるからこそ天才だ。将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が7人の先輩プロ棋士と対決するAbemaTV将棋チャンネルの対局企画「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の最終局で羽生善治三冠(46)と対戦し、111手で勝利した。解説に佐藤天彦名人(29)も駆けつけた注目の一局は序盤から激しい展開になったが、慌てる様子もなく落ち着いて指し続けた藤井四段が徐々に優勢に。ミスなく指し切った完勝譜で、将棋界全体の度肝を抜く勝利を挙げた。

勝つかもしれない。いや、これは勝つ…。対局が進むにつれ、落ち着いて指し続ける藤井四段の様子とは裏腹に、対局を見守る人々がざわつき始めた。「とても楽しい時間で、あっという間でした」。夢中で戦う中学生棋士の猛攻に、羽生三冠の指す112手目はなかった。新旧の天才同士の初対決。プロデビュー間もない14歳が、早くも将棋ファンの脳裏に焼きつく対局を見せた。

堂々たる内容での勝利だ。解説を務めた阿久津主税八段(34)は「終盤、間違えてはいけないところで、藤井さんが正確に指された。完勝譜だったんじゃないか」と説明した。また佐藤名人も「藤井さんの指し方が非常にしっかりしている印象。いい意味でそつがない、ミスがない指し手を積み重ねていた」と、一局に垣間見えた実力を認めた。敗れた羽生三冠自らも「ちょっと攻め込まれる展開になってしまって、あとはちょっとずつ苦しいという感じ。非常に攻守バランスよく指されて、攻める時には攻めて、守る時には守ってと、非常にしっかりしている将棋」と振り返った。

特別対局だからこそ体験できた貴重な時間だった。「僕の立場で羽生先生と対局できるのはめったにない機会。ありがたいと同時に緊張もありました。羽生先生の将棋を見て、ここまで来た部分もありますし、勝ったのは特別な感慨があります」と、心境を明かした。将棋を始めた5歳のころは、羽生三冠が既に七冠独占を達成し、最速での通算1000勝や、永世六冠を達成した時期。将棋少年が憧れるのも当然だ。非公式戦とはいえ約4時間の対局は、憧れの人に最も近づけた時間だった。

藤井四段の七番勝負は、プロ棋士やファンの予想を大きく上回る6勝1敗で終わった。本人は「自分の実力は出し切れたと思いますし、望外の結果だったと思っています」と静かに語った。一方で、新たな才能に触れた羽生三冠は「今の時点でも非常に強いと思うが、ここからどのぐらい伸びていくか。すごい人が現れたなと思いました。今の藤井さんはかなり完成されているというか、しっかりしているので、私がプロに成り立ての時と全く違うところだと思います」と、同じ中学生デビューした当時の自分と比較し、評価した。

もはや藤井四段の実力を疑う余地はない。これからどこまで勝ち進み、将棋界の頂点にいつ立つのか。周囲の関心は、既に未来へと移っている。その関心や予想をまた上回る実力と可能性を、14歳の若者は兼ね備えている。

七番勝負の対局結果は以下のとおり。

 第一局 増田康宏四段 先手 95手 勝ち
 第二局 永瀬拓矢六段 先手 114手 負け
 第三局 斎藤慎太郎六段(当時 現七段) 先手 91手 勝ち
 第四局 中村太地六段 先手 117手 勝ち
 第五局 深浦康市九段 後手 122手 勝ち
 第六局 佐藤康光九段 先手 95手 勝ち
 第七局 羽生善治三冠 先手 111手 勝ち 

※対局の収録は2017年2月18日で藤井四段と羽生三冠は公式・非公式ともに初対局。

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