小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

自分が特別なのか、自分には分からない

2024-10-18 05:49:07 | 小樽
一昨日の花園 グラウンド。
雨上がりの濡れた道路に落葉。
紅葉が始まっている。 もうそんな季節か。



日毎に夕暮れが早くなるこの時期に、必ず思い出す情景がある。
小学校低学年の自分。
小学校の一室にある放課後児童クラブに最後の時間まで残り、夕暮れとぼとぼ一人家路を辿る。
街灯が灯り家々から夕飯の匂い。
歩いているうちに辺りがどんどん暗くなり、早足で家に着く。
白い息でマッチを擦り、ストーブをつけて保育所帰りの母と弟を待つ。
だんだんが部屋が温まってきたころ、二人が帰宅し、表情を取り戻す自分。
晩秋の夕暮れに、そこはかとなくもの悲しさを感じるのは、幼少期の記憶のせいなのだろうか。
晩秋の夕暮れは、誰をももの悲しくさせるのか。
自分が特別なのか、自分には分からない。