図書館で借りた本。
たくさんのへえーがあった。
55歳の中年オヤジなのだから、自身の言動を常に戒め、慎み、自分自身をコントロールする意識が必要だ。
この本を読んで、自分にはその意識が足りていないことを明確に理解した。
つい先日もサツドラのレジの人、サウナで会った人に不遜な態度で接してしまっていた。
常に謙虚に、相手の身を案じ、相手の負の臭いを空気清浄機のように吸い取り、プラスの感情で打ち返せるようにならなければいけない。
以下、自分用メモ。
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老害は相手への敬意が失われたときに発生する。
グッドコミュニケーションは双方に敬意が存在しないと成立しない。
自分自身でセルフコントロールする。その管理を少しでも怠ってしまえば、一気に老害に転じてしまう。
自分の〝つい〟を抑えられない人がメンターから老害に転じる。
会話の冒頭を否定から入りたがる。
正しいか正しくないかで論じたがる。
何か分からないことがあれば、自分で調べる。
下が上を敬うのは当たり前だという考えを一旦横に置く。
育ててあげようより支えてあげよう。
部下から上司への不満の一つに「うちの上司は上のご機嫌ばかり伺って部下の自分達のことを気にかけてくれない」ということが聞かれます。
確かに自分の出世のことしか頭になく私利私欲で仕事をしているという上司もいるかもしれません。
しかしそうではなく、あまりにも上司の「さらに上」からの老害が毎日降り注いできて、それを受け止めるだけで精一杯、下を見たくても見る余裕がないという上司の方もいるのではないかと思います。
ただしそのような理由であったとしても、部下はその事情を知りませんから、部下からは「いくら意見や提案をしても『今それどころじゃないから』と全て聞き流す老害上司」とみなされる恐れもあります。
老害が怖いのは、自分が「上」から老害を受けている時に、そのことで頭がいっぱいとなり、自分が「下」に老害をしていないかということに気がまわらなくなることです。
だから階層が「上」の人であればあるほど、自分が「下」に老害をしていないかを気にかける必要があります。
そうしないとドミノ倒しのように、あっという間に組織の上から下まで一気に老害化した組織となってしまいます。
老害になっていないか、定期的に顧みる時間を持とう。