ヤフーニュースの記事を興味深く拝見した。
「主人の葬儀は22万円ですませました」87歳YouTuberが「戒名はいらない」と思ったわけ《築55年の団地ライフ》
87歳のYouTube婆とは、それだけで恐れ入った。
85歳でYouTuberデビュー、登録者数12万人超え、人気動画は200万回再生。
希望に満ちた老後のひとり暮らしを実現する彼女は、考え方が合理的で頭の中が整理されていると感じた。
以下、共感を覚えた点など。
- ご主人の葬儀は22万円。何百万円もかけてお葬式をする意味があるのかなと思い、戒名も付けなかった。戒名を見たところで、子どもたちも孫たちも誰のことだかわからない。
- 大きな仏壇はいらない。この先の人生を考えたら、不必要なお金をかけることはできない。
- 借金はしないし、財産も持たない。賃貸なら遺産相続で子どもたちが揉めることもない。お金をかけるなら子どもたちの教育にかけたい。浮き沈みのある商家に育ち、お金の怖さを知っている。
- 団地に住んで55年、部屋の設備が壊れたら修理をしてもらえる。団地は、家賃が安くて管理もラク。
- 子ども世帯は子ども世帯、私は私で離れて暮らすのがいい。一人でのんびり暮らすのが一番。実は交際下手でちっちゃいときから人見知り、ひとりでいるのが好きだしラク。ここの団地に55年も住んでいるのに、友だちは何人もいない。
- 過剰に相手の敷居をまたがない、それが、気持ち良いお付き合いを長続きさせるコツ
- お金がなくても安心して年寄りになれる――そういう環境があるだけで、若い人たちに勇気を与えると思う。
あっぱれ!!
自分もこんな風にシンプルに生きる年寄りになりたいものだ。
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