夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

氏素性の解らぬ作品 抽象画 無題 伝平野遼画

2024-09-30 00:01:00 | 洋画
サインも何もない作品。購入先では平野遼のアトリエから直に入手したというのだが・・・。氏素性の解らぬ作品 抽象画 無題 伝平野遼画着色額装 誂:タトウ+黄袋P30号 額サイズ:横*横 画サイズ:横652*縦910そもそも何を描いたのやら、上下、左右が解らぬ作品。上の写真の状況で眺めていると椅子に掛けてキャンパスに絵を描く自画像か? さていくら調べてもわからないので、投稿もここまで・・・。*そもそもP . . . 本文を読む

桃色の椅子 原精一画 その7

2024-09-23 00:01:00 | 洋画
先日のお茶会の続きです。息子は生意気にも人間国宝のお茶わんですね。私は高麗茶碗・・・。家内のお薄は小生が点てます。使ったお茶わんは藤本能道、藤原雄、川喜田半泥子、高麗茶碗(松村弥平太作)の4つです。本日紹介する作品は原精一の描いた「赤い椅子」に続く「桃色の椅子」というシリーズ的な作品?のひとつのようです。ちょっと小さめの作品となります。桃色の椅子 原精一画 その7左下サインとキャンパス裏に題名とサ . . . 本文を読む

氏素性の解らぬ作品 膝を抱える女性 児玉幸雄画 その2

2024-09-22 04:46:21 | 洋画
本日の作品はバーナードリーチらしき作品と一緒に展示しました。裸婦のフォルムと共通するものがある・・??氏素性の解らぬ作品 膝を抱える女性 児玉幸雄画水彩額装 黄袋+タトウP10号 額サイズ:縦680*横525 作品サイズ:縦530*横370入手時の額装ではちょっとつまらいのでマット交換しています。児玉幸雄の作品はパリなどの風景画が有名ですが、人物画にも秀作が多いようです。児玉幸雄とする根拠は希薄で . . . 本文を読む

紅い椅子 原精一画 その6

2024-08-23 00:01:00 | 洋画
郷里の実家の菩提寺にて母の七回忌の法要・・。身内だけの少人数の法要です。菩提寺の邸内には以前に見せて頂いた茶室もあります。寺内には福田豊四郎の作品も展示されていました。明末(この作品は清初かな?)の漳州窯呉須赤絵の大皿・・。影青や定窯の作品など・・。寺院近くの倶楽部にて会食・・、住職さんとはいつものようにしばし骨董談義となりました。さて本日紹介する作品ですが、下記の写真の作品は、以前に紹介した原精 . . . 本文を読む

若き女性 伊勢正義画 その31

2024-07-17 00:01:00 | 洋画
なかなか入手できないのが郷里出身の画家「伊勢正義」の人物を描いた作品です。久方ぶりに気に入った作品を入手できましたので紹介します。若き女性 伊勢正義画油彩額装 誂タトウ+黄袋F6号 額サイズ:横497*縦587 画サイズ:横318*縦410郷里出身というだけでなく、やはりこの画家の作品はいいですね。実に品の良い作品が多い。写実性というよりもその内面性の表現が素晴らしいと思います。作品のサインは下記 . . . 本文を読む

ピアノによるバレーダンサー 木下孝則画 その24

2024-06-29 00:01:00 | 洋画
男の隠れ家の寝室には母の生存中から木下孝則の作品が飾られています。父か祖父が銀座の日動画廊から入手したらしい作品ですが、一時期転勤族であった小生が母から譲り受けて所蔵していました。郷里に自宅を新築した際から母の寝室に飾っています。このような縁もあって当方では木下孝則の作品を蒐集するようになったのですが、飾るところが限らてきた東京の自宅から少しずつ郷里の男の隠れ家にも飾られるようになっています。本日 . . . 本文を読む

ミコノス島の娘 平野遼画

2024-06-28 00:01:00 | 洋画
本日紹介する作品は「ミコノス島の娘」という題名の作品で、平野遼画によるものですが、展示室に南京赤絵の鉢と一緒に飾っています。ミコノス島の娘 平野遼画着色額装 タトウ+黄袋F0号 額サイズ:横280*縦320 画サイズ:横139*縦179前から気になっていた画家の一人、平野遼・・。人気があるようで、なかなか当方の懐具合と一致せず、ようやく0号の作品ですが入手できましたので紹介します。平野遼の略歴は下 . . . 本文を読む

海 小林和作画

2024-06-26 00:01:00 | 洋画
ときおり飾ってある作品を随所で見かけるこのある小林和作の風景画の作品。いつかはひと作品は欲しいと思っていたのですが、このたび海を描いた横長の気に入った作品がありましたので入手しました。海 小林和作画着色額装 タトウ+誂黄袋M12号 額サイズ:横785*縦515 画サイズ:横600*縦335細かく素早いタッチで原色を並置し、透明感にあふれた明るい風景画を特徴とする作品を数多く描いたようです。意外にあ . . . 本文を読む

秋田美人? (後ろ姿の)裸婦 伝藤田嗣治筆 その10

2024-06-13 00:01:00 | 洋画
面白い藤田嗣治の作品らしきもの? を入手したので紹介します。友人が作ってくれた照明器具カバーのある階段室に飾ってみました。秋田美人? (後ろ姿の)裸婦 伝藤田嗣治筆 その10平野政吉印有 絹本水墨額装 誂:布タトウ+黄袋P8号程度 額サイズ:縦660*横510 作品サイズ:縦430*横330藤田嗣治の後ろ姿の裸婦・・・、珍しいですね。写真では分かりにくいですが、絹本に描いており、輪郭は鉛筆? 他は . . . 本文を読む

お気に入りの作品 青い服と帽子 原精一画 1972年作 その5

2024-06-05 00:01:00 | 洋画
休日にはメダカの世話をしているのですが、振り向くとメダカの水槽に鳩が水を飲みにきていました。郷里の男の隠れ家では郵便局員が配達の際に振り向くと熊がいたようですが・・。家内が玄関から扉越しに撮影・・、水槽は玄関前に並んでいるのですが、産卵した卵の水槽なので、メダカを啄みに来ているのではないようです。実に平和なひととき・・・。さて本日は展示室に飾ったお気に入りのひとつ、原精一の作品を紹介します。写真の . . . 本文を読む

気になっていた画家 アネモネ 鈴木信太郎画

2024-05-29 00:01:00 | 洋画
5月の帰省で男の隠れ家の改修工事の案を練っていたら、実家で使っていた夏用の障子が十数本見つかりました。在京の離れには雪見障子と合わせて6本引きとして戸袋も専用に作りましたが、これは結構な大仕事になりました。下記の写真のように車庫の奥に母が仕舞いこんでいた・・・・。さらにこの二組の板、どうも着物を洗った時に使うのかな? この杉板も何かに利用できないのか? 洗ってきれいにして大きな棚にして上にガラスを . . . 本文を読む

初めて投稿する画家 吉田勝江さんの像(しまのきもの) 深沢紅子画 1957年

2024-05-28 00:01:00 | 洋画
充分にあったはずの収納スペースが足りなくなってきました。郷里に絡む画家の掛け軸だけでも下記の写真のように満杯状態・・・。掛け軸(横長さ別に収納)、額作品、陶磁器、彫刻、漆器と充分に考慮したはずがこの有様ですので、郷里の男の隠れ家に少しずつ移送する予定です。家内や息子は「売ったら・・・」と口を揃えて言っています。たしかにそろそろ断捨離していい年齢になりました。これらの処分は大仕事・・・。さて盛岡に赴 . . . 本文を読む

窓辺のバレリーナ 木下孝則画 その22

2024-05-24 00:01:00 | 洋画
本日紹介するのは、木下孝則がよく題材として描いた「バレリーナ」と題された作品です。今までの作品と違って、淡いとトーンのみの色彩で描かれています。梱包から開けて、すぐに応接室のソファに置いての鑑賞です。当方も構図と同じく窓辺での鑑賞・・・。窓辺のバレリーナ 木下孝則画 その22油彩額装 左下サイン 誂:黄袋+タトウ額サイズ:縦550*横645 画サイズ:縦318*横410 F6号木下孝則の作品では「 . . . 本文を読む

三色菫 近岡善次郎画 1961年 その4

2024-05-17 00:01:00 | 洋画
5月の連休に帰省したおり、食器棚から懐かしい食器が出てきました。下記写真の作品ですが、40年近く前に盛岡に赴任していた頃に作った皿。盛岡市内の南部窯という窯元で作ったものです。家内と息子が「これはなにを描いたの?」と尋ねるので「山」と答えたら、「周りの文様は」とさらに尋ねるので、「それも山」と答えると「???」だと・・。さらに秋田の保戸野窯で平野庫太郎氏が作った作品も数多く出てきました。定番のコー . . . 本文を読む

 鏡を見る青いドレスの女性 木下孝則画 その21 & 手鏡 水彩画女性 色紙

2024-05-13 00:01:00 | 洋画
今年の帰省では弘前を訪れてきました。桜の時期はとうに過ぎていましたが、まだ名残はありました。天守閣は土台の修復のため一時的に移設されていますが、桜と岩木山と天守閣が見れるのは来年までのようです。これは絶景です。花見のあとは近くの古い洋館にある喫茶店にて休息です。古い建物を現在も実際に使っているがいいですね。建物は使うのが楽しみ、そのためには改装、メンテもするものであり、骨董品と全く同じです。弘前に . . . 本文を読む