夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

母の葬儀

2018-10-13 00:01:00 | その他
郷里では葬式の手配は火葬が先で一般的には翌日に告別式となります。お通夜のような定められたものはなく、火葬までの時間に随時弔問される方がいて、お通夜の役割を果たすことになります。


本日は郷里で母の七十七日の法要です。

母は父からもらった訪問着と一緒に火葬して欲しいという要望があり、練馬の姉の自宅近くの病院で亡くなりましたが、すぐにその日のうちに郷里まで運びました。手配は亡くなった家内も同様でしたので、段取りは覚えておりすぐに手配できました。



母の棺には父からの訪問着とそしてもうひとつ母の希望であった父の学生帽・・。廻りには母と父が結婚して間もない頃をスケッチした福田豊四郎氏の昭和22年に描いた作品を飾りました。



また母が父から買って貰ったという二代徳田八十吉の獅子の香炉を置いておきました。



この香炉は床の間を他の家人が掃除中に割ってしまって、母がとても残念がっていたのを母が元気な頃に小生が修理しておいた作品です。



木っ端みじんに無残であったのですが、共箱にあった破片を継いでなんとかここまで直しました。



代わりのものを購入しようかとも思いましたが、これは父と母の思い出の品・・・。



燃えないものは一緒に火葬することはできないので、共箱に収納しておきます。

 

ここまで枕経、弔問、火葬、告別式、初七日、納骨、七十七日までと無事すませましたが、「母よ 安らかに・・・」。





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