夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

2024年5月 予定 男の隠れ家 その3

2024-05-14 00:01:00 | その他
男の隠れ家の裏の敷地を購入してから、さらに空き家になっていた隣の家を購入していました。倉庫や駐車場にするつもりと袋小路になっているので除雪スペース確保の理由でしたが、その狙い通り近所の除雪や駐車場に使ってもらっています。



積雪などによって屋根や外壁、さらには駐車場の柱根本の劣化など致命的な部分に老朽化が進んでいます。

解体か補修かと迷ったのですが、皆さんの意見では解体はもったいないということなので補修を検討し始めました。



男の隠れ家を設計してくれた同級生や友人の建設会社が帰省中に見にきてくれました。



漏水したらたいへんなので、まずは落雪のよって痛んでいる外壁と屋根の修復が先決ですね。足場が必要となります・・・。



充分に広い駐車場ですが、柱の根本が腐ってきています。既存の柱の抱かせて新規の柱を建てる必要がありますね。



3年ほどかけて清掃してきたので、入手に比べたらだいぶ内部は小奇麗な建物になってきたようです。



故郷の山々が見える眺めの良い3階の部屋。



充分なストックヤード・・。



奇々怪々は吹き抜け・・??



1階は和室・・・・??



倉庫兼展示室には最適は建物か? 第3の男の隠れ家としては面白そう・・。



母がとっておいた着物用洗濯用の板、夏障子などを活用しようかと・・、さて改装に夢が膨らむのはいいのだが、資金はどうするか・・・・・。

さて処分に迷うという保管しておいた鍋島の大皿・・・。



口径が50センチ近くある大きな作品、邪魔と言えば邪魔・・。



出来は良さそう・・・???



日本伝統工芸展出品作らしいのだが・・・。



市川光春という人の作品らしい・・。

鍋島藩窯時代(1660~1867年) 絵付師として代々従事し、鍋島内庫所補助を得て造られた精巧舎を継ぐ (市川光之助)

市川光春
明治35年(1902) 佐賀県西松浦郡に生まれる。
大正  9年(1920) 有田窯業学校を卒業。
昭和12年(1937) 家業の鍋島御庭焼を継承。
         初代市川光春稼業継ぐ (光之助三男)。
昭和18年 政府より技術保存認定を受ける。
昭和28年 初代市川光春は、十三代当主鍋島直泰公より
    「杏葉の紋」「鍋島御庭焼」の登録商標を許される
    鍋島藩伝来の下絵図を頂く
昭和46年(1971) 70歳で没。
平成12年 五代市川光春を継承(初代光春の次女)

さらには下記の経歴の「小笠原長春」という方もいますが、鍋島御庭焼というと市川長春らしい・・。

昭和7年 伊万里市に生まれる
      七代父長春(昭和18年技術保存認定者)に師事
昭和57年 日本工芸会正会員
平成12年 大英博物館出品
     文化財保護法50年文部大臣賞表彰

これ以上の詳細は現在は不明です。



高台内には銘が記されています。



ともかくでかい作品なのですが、未だに保管しています。

さらには下記の作品も処分するかどうか迷ってきた作品です。



真塗の手焙り・・。現在は花生けなどにしか使えないが、ともかく保管しておくことにしています。



共箱に収まっています。


「平安 漆▢堂」・・????



取捨選択してもなかなか作品数は減少しない・・・・>ともかく保管しようと思うとスペースが必要になるのです。













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