夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

明末染付山水人物文様芙蓉手大皿

2011-08-08 06:07:28 | 陶磁器
昨日は姉と同居している母の元へ・・、昨夜故郷にいる友人のお母上が亡くなられたという一報・・、友人が電話にて「母は偉大なり」と・・・・、私の母より一歳上、ご冥福を・・。

さて皿を最近多く投稿していますが、今日は染付けです。


本作品は以前に大皿?特集のような連続して皿を投稿したときの一作品です。

明末染付山水人物文様芙蓉手大皿
口径312*高さ58*高台径172



購入時の説明では、「委託により古渡明時代染付山水人物草花文の大皿になります。状態は悪いです。参考品です。明時代呉須皿の中で人物文と大きいサイズの物は一番貴重と見られますが、こちらは割れても大変美術価値があると思います。古い物とご理解頂き、詳しく分かる方のご入札をお願いします。」とあった。





ほぼ説明どおりです。洒脱な人物山水画、高台廻りの適度砂付(釉薬が高台の中までかけてあったり、べったりと砂がついたものは数多くある)、高台の鉋状の削り、虫食いなど特徴をすべて備えています。完全な状態でのこの大きさは貴重といえますが、芙蓉手の大皿は高価です。汚れを落とすために洗っている最中に大きく割れたので、再度接着し直し金繕いしておきましたが、染付けの修理は難しいです。



非常にうす作りです。





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