夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

忘れ去られた画家 中林竹洞 その3 岩ニ菊花図

2011-09-19 10:12:43 | 掛け軸
最近と言うか、昔からというか、若い人の歌う歌には共感をまったく覚えません。

歌のセリフが意味不明というより聞き取れない。第一に下手くそで、鍛錬の微塵もない・・、なんとか48・・へたくそな商業ベースで欲とエロの塊

都はるみやサザンは大好きですが・・、ゆえにかどうかカラオケは基本的には苦手というより嫌い

基本的にものを作る人間は職人と思っています。鍛錬に裏づけされたものがないといけません。型にははまっていますが、中林竹洞はよく鍛錬しています。

重陽の節句も過ぎましたが、菊の絵です。

岩ニ菊花図 中林竹洞筆
紙本水墨軸装 軸先木製 合箱 
全体サイズ:縦1885*横380 画サイズ:縦1220*横335



本作品には「乙巳清和月写於大原庵 隠士沖澹 朱方印:成昌之印 白方印:竹洞山人」とあります。


 

箱には「竹洞隠士画□□秋色図」と題され、「柏浦(長崎県五島市福江町?)服部氏 秀品ノ一」と書されています。弘化2年(1845年)4月、中林竹洞67歳の作品です。

 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。