夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼 その46 三彩伏虎羅漢図輪花皿

2014-10-24 05:18:29 | 陶磁器
一昨日は都内のホテルのパーティに出席後、雨なので家内を迎えにお茶のお稽古場へ・・・。



皆さんは間近に控えているお茶かに向けて猛稽古? 私と息子は気楽なものでお菓子を食べてお薄をいただくという優雅なひと時・・。「ん?、これは俺の菓子・・。」



「さ~、お菓子も食べたし、お茶も飲んだし、そろそろ帰るか~~」

本日の作品は久しぶりに源内焼です。

源内焼 その46 三彩伏虎羅漢図輪花皿
合箱入
口径253*高台径*高さ38



掲載されている同型の作品には図録では「虎乗人物図皿」と題されていますが、正確には「伏虎羅漢図」と題した方が適切のように思います。源内焼の見込みの主題は中国古典を典拠とするものが多く認められますがそのひとつです。源内焼の特徴は人物の表情や細かな風景描写などを、色釉で細かに描かず、数種の釉色で塗り分けているのみですが、その代わりに型の模様は、非常にシャープな浮き彫りになっています。漫画チックな表情がまた面白いものです。



源内焼の特徴は人物の表情や細かな風景描写などを、色釉で細かに描かず、数種の釉色で塗り分けているのみですが、その代わりに型の模様は、非常にシャープな浮き彫りになっています。




さていつものように小汚い源内焼の作品の蘇生です。家内が綺麗にします。



裏面も・・。



どうしてこんなに綺麗になるのかは家内だけの秘密のようです。



虎の髭まで明確になりました。綺麗になると古さがなくなると嫌う方もいるでしょうが、源内焼にはそれは通用しませんね。



参考作品 その1 同型 掲載作品(さぬきの源内焼掲載 作品NO21)
三彩虎乗人物図輪花皿
 口径253*高台径*高さ38




参考作品 その2 なんでも鑑定団出品作
三彩五鳥紋八稜皿
口径253*高台径*高さ38
評価金額 70万



さて我が家の虎はだ~れだ?







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。