
「歓喜雀躍(かんきじゃくやく)」というのか? なにやら米を見つけて喜んでいる雀?を正面から描いたような・・、かわいい作品の紹介です。

喜雀 木村武山筆 その11
絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱
全体サイズ:縦2060*横440 画サイズ:縦1200*横270


山になっているのは雪? お米を見つけて喜んでいる「喜雀」・・・???

実にかわいい・・・。

こちらは晩年の作か? 箱書や落款、印章には違和感がありません。



木村武山は昭和12年(1937年)、脳内出血で倒れ、郷里・笠間で静養し、その影響で病で右手の自由が利かなくなったため、左手で絵筆を執り、「左武山」の異名をとりました。その時期と前後する頃の作かな?