夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

高麗青磁菊象嵌鉢

2011-11-23 06:17:32 | 陶磁器
本日も祭日ながら朝早くから式典にて茨城まで・・。

コアラさんのブログに下記の作品が登場しています。

七官青磁 魚文耳付花入古杉箱入 胴幅111*高さ231

下記の作品も使われたらしいです。

波斯水指 近藤悠三作
口径145*高さ190

ところが、まだ当ブログに投稿していないらしい

本日の投稿は約一万円で購入した下記の作品です。

高麗青磁菊象嵌鉢
合箱
口径約180*高さ62*高台径47



商品説明には「高麗青磁 菊象嵌平鉢 大振茶碗の桐箱付です。侘び寂びの美しさ・古格が感じられる大変味わい深い高麗青磁の平鉢。(六寸サイズで、茶碗としては大ぶりですが、平茶碗としても風趣です。)器径に対して高台はやや狭く、程よい肉厚・重量のある造りとなっており、釉がやや厚く覆った柔らかな肌で、時代を経て温和な潤いを纏っており、内外の簡素な輪線模様や、菊花の象嵌文様が器面に穏やかに映えています。時代は高麗期。なお釉薬切れがあります。」とありますが、詳細は不明です。

詳細不明なのになぜ購入するかというとその雰囲気の良さでしかありません。



象嵌は不鮮明ですし、胎土は粗く釉薬もところどころ切れています。



まったく時代の解りません。高麗といってもそう簡単に信用はできません。



平茶碗しては使えないこともないでしょう。粋の解る男性好みかな? 正客用の菓子鉢といったところでしょうか。



ん~ なんか味があるな~、お湯で景色が変化します。

我慢できずにお茶を点ててみました。ん? これはいい
男手の平茶碗・・見つけたり。高麗茶碗は星の数ほどあれども・・、象嵌茶碗の数多いかれども。



持ち手に重くなく、お湯加減で熱くなく、空けるとき持ちやすく、口当たり飲みやすく、お湯にて景色変化し、飽きることなく・・・。


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2 コメント

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Unknown (こうま)
2016-05-08 21:50:56
度々失礼致します。
こちらですが、釉調と象嵌から察するに高麗から李朝の過渡期のものと思われます。
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高麗から李朝の過渡期 (夜噺骨董談義)
2016-05-08 22:51:06
コメントをありがとうございます。
参考にして今少し調べてみようかと思います。
返信する

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