「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎県長崎市  ・  「 長崎くんち 」 江戸町のオランダ船

2012-10-11 21:17:36 | 旅行 ・ 温泉



「 長崎くんち 」 江戸町のオランダ船



















今日の 「 長崎くんち 」 の演し物は、江戸町のオランダ船であるが、
乗っている子どもたちを含めて、これには “ 夢 ” がある。

多くの見物客の中で動画と写真の両方を撮るのは大変であった。
今回は動画がメインだったので、写真は少ないが、
それでも雰囲気だけは味わってもらいたい。

KUBABAさんのブログでも拝見したが、
これだけ大きな船を狭い道などで曳き回すのは大変だろうな。



沖縄県南城市  「 沖縄の文化財 ・ 玉城城跡 」

2012-10-11 21:09:54 | 沖縄の文化財








玉城城跡
The Ruins of Tamagusuku Castle
( 国指定史跡 )
National Historical Monument

指定年月日 : 昭和 62 ( 1987 ) 年8月21日 
Designaed Date : August 21,1987
所在地 : 沖縄県南城市字玉城門原、伊佐昆原
Location : Tamagusuku,Nanjyou-shi,Okinawa-ken



 玉城城跡は玉城集落の北方約700mにある石灰岩の小山を利用して築かれた城で、
アマツヅグスクとも呼ばれている。
周辺にはミントングスクや垣花城跡、糸数城跡があり、
城内は石垣によって三つに分けられている。
現在はその石垣がよく残っているのは、
中心部分の一の郭だけで、一の郭の入り口は自然岩をくりぬいて造られている。
また、城内には住居跡と思われる場所や拝所が数ヵ所点在している。
この城はアマミキヨが築いたという伝説もあり、
東御廻り ( アガリウマーイ ) の拝所にもなっている。
古い時代の祭祀を理解する上で重要な場所である。


 Tamagusuku Castle was built so as to take advantage of a small mountain whichis 700m.
to the north of Tamagusuku village. It is also called Amatsugusuku.
There are Mintongusuku, the site of Kakiniohana Castle and Itokazu Castle around the area.
The im\nside of the castle was divided into three parts.
The middle is the only part that has the stone gate left in a good condition.
A natural limestone was hollowed out as an entrance to the first part.
there are several places to give prayers and place which
is believed to have been a residence in the castle.



沖縄県南城市玉城  「 玉城グスク 」

2012-10-11 20:26:34 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



岩をくり抜いた城門







玉城城址碑銘
城址碑銘には県から国へ指定を変更された為、
新たに碑銘の上に貼り付けられていたが、
せっかくの城址碑銘が台無しに思えた。













グスク内にある拝所







野面積みされた城壁







グスク内に残る石垣







三の郭から二の郭へ、この道を上って行くと城門へ着く







グスクの主郭からの眺望 ( 琉球ゴルフクラブ )





 玉城の城域は、駐車場のある広場が三の郭にあたり、
そこから上に向って二の郭があり、刳り貫き門を潜って主郭(一の郭)がある。
連郭式の山城は琉球石灰岩で出来た天然の要害となっている。
頂上部分の主郭ついては比較的に保存されているが、
二の郭や三の郭は、第二次世界大戦でアメリカ軍の攻撃のため、
残念ながらほとんど原形を残していない。
また、石垣はアメリカ軍の基地建設のために骨材として持ち出されている。

 玉城城は別名「 アマツヅグスク 」とも呼ばれ、琉球七御嶽の一つである。
久高島や本島中南部が見渡せる高台に立地したグスクで、
城門は自然の琉球石灰岩を刳り貫いて造られた珍しいもので、
「琉球国由来記」には琉球創世神アマミキヨが築いたと記述され、
琉球最古の古城跡といわれる。

城門を入ると正面に石囲いの 「 雨粒天次 ( あまつづてんつぎ ) 」 の御嶽があり、
神名をアガル御イベ・ツレル御イベという。
麦稲の初穂儀礼には、国王・聞得大君 ( きこえおおきみ ) が1年おきに参拝していたが、
1673年から東御廻り ( あがりうまーい ) の行幸は中止され、係官が代参した。
また、雨を賜う御嶽として雨乞い祈願もしていた。


人骨の祟りか?
 明治の末ごろ、玉城村内の4、5名の子どもたちが、
遠足の帰りに玉城城内に入って遊んでいると、
そこに頭蓋骨があったので鼻の穴に棒をさし込んで遊んで帰ると、
いたずらをした子どもたち数名が鼻血を出して親をびっくりさせたという、古い話が残っている。


玉城城跡へのアクセス
玉城城へは、途中まで垣花城を参照していただきたい。
グスクロード二股案内板より左へ案内矢印方向へ進み、
約1キロほど行った左側にグスクが見える。
駐車場はグスク入り口が広場なので、どこへ停めても十分なスペースが空いている。


長崎県長崎市 「 野母北浦灯台 」

2012-10-11 20:17:31 | 長崎の灯台














所在地 / 長崎県長崎市野母港 
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 等明暗白光 明3秒暗3秒
実効光度  / 110カンデラ  
光達距離 /  5.5海里       
頂部までの高さ / 9.96m
平均水面から灯火まの高さ / 40.98m
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型白 )   電球 / LED
設置、点灯および業務開始年月日 / S27.8.10



野母北浦灯台へのアクセスは、場所的に野母口ノ平灯台の裏山になるが、
山に道が無いうえに草が生い茂っており、マムシが多いと言うので灯台までの徒歩を断念した。
山に入るならば気温の低い冬場がいいようである。
国道499号線の野母物産センター付近から遠望で見る事が出来る。
ちなみに写真は、物産センター付近から400mmの望遠で撮ったものである。