宇江城グスク
The Ruins of Uegusuku Castle
( 県指定史跡 )
Prefectural Historical Monument
指定年月日 : 昭和 49 ( 1974 ) 年1月17日
Designaed Date : January 17,1974
所在地 : 沖縄県島尻郡久米島町仲里村字宇江城山田原
Location : Nakazato-son,Kumejima-cho,Shimajiri -gun,Okinawa-ken
宇江城城は宇江城岳の頂上に築かれた県内でも最も高い所にあるグスクで、
地元ではウィーグスクとも呼ばれている。
『 具志川間切旧記 』 によると、
このグスクは伊敷索按司の二男、中城按司がこの地をグスクと決め、
武久知樽金 ( むくち たるかね ) が城を造ったといわれているが、
城は尚 真王の時代に首里政府軍によって滅ぼされた。
グスク内には物見跡といわれている東側部分が最もよく残っていて、
板状の輝石安山岩が使用されている。
西側は米軍の基地で大部分が破壊されている。
城内からはグスク時代の土器や中国製の青磁などが見つかっており、
中国との貿易の歴史を理解する上で重要な遺跡である。
The gusuku was built on the top of Mt.Uegusuku, and is the highest one in Okinawa.
It is locally called Uigusuku. According to Gushikawa Magiri Kyuki,
this gusuku was built by Mukuchi Tarukane by the order of Aji Nakagusuku who was the
second son of Aji Ishikinawa.
It was destroyed by the military of Shuri monarchy in the period of King Sho-Shin.