名前
ミュラー・カトワール
場所
ノイシュタット アン デア ヴァインシュトラーゼ
特記
フランス名前から分かるようにカルバン派ユグノーの家系。 1744年以来の九代目。中小規模高品質の醸造所としても近年脚光を浴びた。その後の品質も安定している。
履行日時
2005年2月28日
試飲ワイン
2003年ムスバッハー・エーゼルスハウト辛口リースリング、
2003年ギメルディンガー・マンデルガルテン、
2002年ハルター・ブュルガーガルテン辛口リースリングキャビネット、
2003年ハルター・ブュルガーガルテン辛口リースリングキャビネット、
2003年ハルター・ブュルガーガルテン半辛口リースリングキャビネット、
全5種類。
感想
最初の最も廉価なワインが出色であった。その豊かながら引き締まった芳香に気が付かざるを得ない。懐かしいような青い林檎の香りである。口に含むとこれまた刺激性が無くて、中から心地よい酸味が出てくる。林檎酸の含有量が高いのだろう。勿論後味もここの特徴ですっきりと嫌味がない。濃くもあり薄っぺらい感じがしない。専門誌ヴァインプルスの「特に素晴らしい」87点よりもコストパフォーマンスで加点したい。久しぶりの軽量快適リースリングだ。それに較べマンデルガルテンキャビネットでは、公証で半パーセント高いアルコールが強く出て、ミネラル風味とのバランスが今ひとつであった。ブュルガーガルテンは内容が詰まっており例年ラインガウ・ワインをを果実風味にしたような特色だが、2003年は典型的な藁のようなリースリングの香りが高く、通常ならば最高の品質である。只、前者の軽量物と比べると重みが増し2003年の陽の恵みがかえって印象を鈍重にしていた。2002年は青臭いの評価が出たものだったと記憶する。半辛口ワインは、噛むと味が出ると週刊誌ブンテ誌に書いてある通りである。ワインを噛むよりもどちらかと言うと食事を噛みたい。2003年の此処のワインは、大味になるところを上手く抑えてあるので推奨できる。
総論
決して最高級のグラン・クリュなどの特等地所を持たないが、媚びない味の醸造技術や姿勢が素晴らしい。このようなワインを共感を持って評価し合うのは、なんと言う至福の時であろうか。最高級ワインの三分の一もしくは半額の価格でそれらと比較出来る素晴らしいワインが存在する事に感謝したい。同じように高品質でも、飲み方や消費の仕方、保存の期間などで大きく異なる。つまりこのようなワインは、長い保存期間を特徴としないので商業的な価値は小さいが、旬を楽しむ地元の愛飲家には夢のようなワインである。適当な時期に一年分ほど買い足しておかなければ、早々に売り切れる。それに比べグラン・クリュのようなワインは、その名声の下に海外にて流通してその文句を言わせない高品質が享受され消費される。対外向けのイメージと堅実な消費への対応商品と両極化していく傾向が見えて、その中で醸造所も棲み分けしていく。繰り返すが、今回最も良かったワインは日常消費出来る価格帯で最も廉価なワインであった。
参照:ドイツワイン三昧 第三話 [ ワイン ] / 2004-11-07
ミュラー・カトワール
場所
ノイシュタット アン デア ヴァインシュトラーゼ
特記
フランス名前から分かるようにカルバン派ユグノーの家系。 1744年以来の九代目。中小規模高品質の醸造所としても近年脚光を浴びた。その後の品質も安定している。
履行日時
2005年2月28日
試飲ワイン
2003年ムスバッハー・エーゼルスハウト辛口リースリング、
2003年ギメルディンガー・マンデルガルテン、
2002年ハルター・ブュルガーガルテン辛口リースリングキャビネット、
2003年ハルター・ブュルガーガルテン辛口リースリングキャビネット、
2003年ハルター・ブュルガーガルテン半辛口リースリングキャビネット、
全5種類。
感想
最初の最も廉価なワインが出色であった。その豊かながら引き締まった芳香に気が付かざるを得ない。懐かしいような青い林檎の香りである。口に含むとこれまた刺激性が無くて、中から心地よい酸味が出てくる。林檎酸の含有量が高いのだろう。勿論後味もここの特徴ですっきりと嫌味がない。濃くもあり薄っぺらい感じがしない。専門誌ヴァインプルスの「特に素晴らしい」87点よりもコストパフォーマンスで加点したい。久しぶりの軽量快適リースリングだ。それに較べマンデルガルテンキャビネットでは、公証で半パーセント高いアルコールが強く出て、ミネラル風味とのバランスが今ひとつであった。ブュルガーガルテンは内容が詰まっており例年ラインガウ・ワインをを果実風味にしたような特色だが、2003年は典型的な藁のようなリースリングの香りが高く、通常ならば最高の品質である。只、前者の軽量物と比べると重みが増し2003年の陽の恵みがかえって印象を鈍重にしていた。2002年は青臭いの評価が出たものだったと記憶する。半辛口ワインは、噛むと味が出ると週刊誌ブンテ誌に書いてある通りである。ワインを噛むよりもどちらかと言うと食事を噛みたい。2003年の此処のワインは、大味になるところを上手く抑えてあるので推奨できる。
総論
決して最高級のグラン・クリュなどの特等地所を持たないが、媚びない味の醸造技術や姿勢が素晴らしい。このようなワインを共感を持って評価し合うのは、なんと言う至福の時であろうか。最高級ワインの三分の一もしくは半額の価格でそれらと比較出来る素晴らしいワインが存在する事に感謝したい。同じように高品質でも、飲み方や消費の仕方、保存の期間などで大きく異なる。つまりこのようなワインは、長い保存期間を特徴としないので商業的な価値は小さいが、旬を楽しむ地元の愛飲家には夢のようなワインである。適当な時期に一年分ほど買い足しておかなければ、早々に売り切れる。それに比べグラン・クリュのようなワインは、その名声の下に海外にて流通してその文句を言わせない高品質が享受され消費される。対外向けのイメージと堅実な消費への対応商品と両極化していく傾向が見えて、その中で醸造所も棲み分けしていく。繰り返すが、今回最も良かったワインは日常消費出来る価格帯で最も廉価なワインであった。
参照:ドイツワイン三昧 第三話 [ ワイン ] / 2004-11-07