忘れぬうちに昨晩の鱒食の事を記しておこう。思えば一昨週末に氷点下20度の町に滞在して、昨秋末には春の積雪をみて、昨日は22度の温かさに体が弾けた。睡眠に支障をきたす人も多いようだ。春分を週末に控えて、来週は復活祭となる。
暑くはないので温かいのは構わないのだが、突然の気候変化は服装に困る。会合があったが厚手のセーターを着ていくのも憚れ、ジャケットを着て襟を正して行くのも面倒なのでお休みにした。そのかわり郊外に食事に出かける事にした。日差しが強く夜は冷えそうなので、コートを置いて結局は風引き防止に厚手のセーターを着て出かける。流石にTシャツの者と並ぶとお互いに違和感がある。
谷状になったワイン畑の斜面の下に小さな池がある。池畔のレストランでは、ガーデンの机を片付けている。夕方でも明るい戸外に、さぞかし快適だった昼の憩いの余韻が残る。窓際に陣取り、午後の日差しに砂利道を挟んで弓形にせり上がる斜面を眺める。その上の縁は、葡萄の枝と下草の緑が稜線を作って、青空に綺麗にシルエットが浮かび上がる。
丸侭の鱒に粉をつけて薄く剃ったアーモンドで香味をつけてソテーした「水車小屋の娘風」を楽しむ。魚は新鮮でなければいけない。大きめの一匹であったが、身も適当にしまっていて良かった。身離れが良いので小骨が全く気にならない。ビールで咽喉を潤した後は、2003年アルテン・フォルストの辛口のリースリングを取る。銅メダル受賞なだけあって、食事の邪魔をしない素朴なリースリングである。何を隠そう今目前の斜面のワインである。
同伴者は、煮鱒を食べて実が柔らかすぎるという。これほどに気温が高いと、もし端の方に在って陽にでも当たれば直ぐに鮮度は落ちる。それを見越して注文した手前の魚は、今にも皿から跳ねて飛び出しそうな陽気であった。
暑くはないので温かいのは構わないのだが、突然の気候変化は服装に困る。会合があったが厚手のセーターを着ていくのも憚れ、ジャケットを着て襟を正して行くのも面倒なのでお休みにした。そのかわり郊外に食事に出かける事にした。日差しが強く夜は冷えそうなので、コートを置いて結局は風引き防止に厚手のセーターを着て出かける。流石にTシャツの者と並ぶとお互いに違和感がある。
谷状になったワイン畑の斜面の下に小さな池がある。池畔のレストランでは、ガーデンの机を片付けている。夕方でも明るい戸外に、さぞかし快適だった昼の憩いの余韻が残る。窓際に陣取り、午後の日差しに砂利道を挟んで弓形にせり上がる斜面を眺める。その上の縁は、葡萄の枝と下草の緑が稜線を作って、青空に綺麗にシルエットが浮かび上がる。
丸侭の鱒に粉をつけて薄く剃ったアーモンドで香味をつけてソテーした「水車小屋の娘風」を楽しむ。魚は新鮮でなければいけない。大きめの一匹であったが、身も適当にしまっていて良かった。身離れが良いので小骨が全く気にならない。ビールで咽喉を潤した後は、2003年アルテン・フォルストの辛口のリースリングを取る。銅メダル受賞なだけあって、食事の邪魔をしない素朴なリースリングである。何を隠そう今目前の斜面のワインである。
同伴者は、煮鱒を食べて実が柔らかすぎるという。これほどに気温が高いと、もし端の方に在って陽にでも当たれば直ぐに鮮度は落ちる。それを見越して注文した手前の魚は、今にも皿から跳ねて飛び出しそうな陽気であった。