Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

門前の小僧、高級ワインを語る

2005-03-19 | ワイン
名前が示すようにフランスのローヌからプロヴァンスへ抜けた所にあるのが、ポルテ・デュ・ラ・メデイタランというプロヴァンスでもコテ・ダアクサン・プロヴァンスでもないワイン生産地域である。料理用ワインに€1,99で購入した2004年のシャドネーなので、何一つ文句は言えないがこれほど仏頂面なワインも珍しい。香りは悪くないのだが12.5%のアルコールの味以外には少しシャドネー臭さが後に残るだけだ。ソアベなどの方がミネラル風味があるので素直でよい。それでも葡萄の熟成がこの地方の特徴を示していて参考になる。目隠しテストなどでは素性の分かりにくいワインに属すると思う。

つまらないワインを飲んだためか、腹の調子が悪くなった。昨晩もお呼ばれで、久しぶりに廉価ワインを味見させて貰う。あるワイン農家協同組合の価格票を見て、1リッター€3,00が殆んどで驚いた。なるほどマルク時代は、これが普通であった。マルク時代には、中心商品価格帯であった一本€4,00~€6,00のワインが少なくなって、一方では高級化が進んだことを改めて実感する。

ここからが真面目な商品比較である。上の価格を普通の0.75リッター瓶に換算すると、€1,75~€2,25となる。これは丁度キッチンワインとしてスーパーで出る最低価格帯である。市場価格に嘘はない。

さて、これを先ず最高級のモルトウィスキーなどと較べると、一定量のアルコール当たり四分の一の価格となり、遥かに廉い。スコッチ一本の値段で、16本ほど購入出来る。その時摂取したアルコール量は、スコッチ4本分に相当する。この比率は、高級ワインとの値段比に相当する。つまり、ワインとスコッチの値段はアルコール量当たり変らない。

要するに高級ワインの価格帯は、高級スコッチやブランディーの価格帯から始まるといえる。逆に廉価ワインは、ビールとの価格競争となる。ビール党は廉くて美味い健康飲料ビールを、ワイン党は好みのワインを選別してという事になるのだろうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする