天気が悪く薄暗い、遅めに森の中に出かける。公務でないような車が林道を走っている。降りてきてパンツをはいていると横に停まって話しかけてくる。犬が居なくなったので探しているようだった。朝早くに居なくなったというのだが、猟犬にしては不思議にも思った。呼ぶ笛も何もないのだろうか?詳しくはないが、結構な犬が道に迷って迷子になるなどあるのだろうか?少なくとも飼い主のところへは戻ってこれる筈だ。そんなに頼りない犬が猟犬など務まる筈がないと思った。飼い主もそれらしい服装だが、これも何か猟をするような臭覚の鋭さを全く感じなかった。何か間抜けな飼い主と猟犬が離れ離れになったようで心許ない。寒い夜を乗り越えられるのだろうか?
NASに導入したWDのシステムの速度が遅くて、様々な調整を試みていた。しかし埒が明かなかった。あまりに反応が鈍いのでLANケーブルを抜いて違うところに挿してみた。一か所はISDN経由だから赤警報が出た。今まではLAN1だったのでLAN4に入れた。これだけで快適にデータ交換が可能になった。そもそも新しいルーターでは一切ケーブルは使っていないので理由は分からないが、LAN1は何らかの理由でデーター類が詰まっていたことになる。このハウエェー製のドイツテレコムの商品は同じようなことが最初からあったので余程微電流がどこかに流れ続けるかの構造像上の欠陥があるのかもしれない。それとも中共によって最初から時限爆弾がインストールされているのか?
ボンのベートーヴェンフェストから案内が入っていた。ギルバート指揮NDRやエマールのリサイタルなど、全く冴えない。今年は成績が悪く赤字を出していたようだ。しかしヴァークナー博士の責任にまでは言及されなかったのは、現在の仮の会場のアコースティックの評判も悪く仕方がないとされたからのようだ。そもそも改修中のベートーヴェンザール自体が独特の会場で現在の世界の音楽会場からは差がある。決して、音響が悪い訳ではないが、平土間の視界も悪くて、直接音が前の人に吸われているような感じがあまり良くなかった。それで一時は本格的な新会場へとの動きもあったらしいが、予算やら今後の可能性から補修に留まるようである。
嘗ての連邦共和国の大統領府などいくつも音楽会場に使えるような場所がありそうなのだが、上手に使えている様子がない。ヴァークナー博士の芸術的な見識は疑わないとしても、その行政的な特に山師的な企画力は殆ど無いようにしか思えない。パスキエ夫人にしてもアーティストマネージャーであり、中々この一人でという才人がいない。なにか楽匠の能力がその子孫の数だけにバラバラに授けられたような感じがする。子孫が10人集まっても到底適わないような雰囲気である。
ハムブルク行まで三週間ぐらいしかなくなった。今頃になって何か序でを探している。ここからハムブルクは遠く、そこまでいけば滞在費を出してもなにかをしてきたい。しかし冬の寒い時であり、出来る限り室内で用が足りるとなれば、コンサートや劇場である。昼間少しぐらいは歩き回れる。ざっと見ると劇場はオペラで「影の無い女」最終上演は翌日にあり、一晩帰路で安いところに宿泊すれば殆ど金がかからない。一日ハムブルク観光が可能だ。しかし、会場にも興味があるが、私にとっての「影の無い女」はハムブルクの日本公演のものなので比較的評判の良かったケントナガノ指揮ぐらいでは物足りない。ミュンヘンでもコッホらの歌を堪能したので今更の感が強い。更に長い楽劇だから下手な演奏だと退屈して気分が悪くなる。歌手もアジア系の人が半分でドイツ語にも文句が零れるに違いない。そもそもナガノのドイツェオパーには違和感が強い。
Die Frau ohne Schatten - Richard Strauss
"Falke, Falke, du wiedergefundener" from DIE FRAU OHNE SCHATTEN - Conductor: Kirill Petrenko
今しばらくはエルブフィルハーモニーのお蔭で盛り上がっているのだが、ハムブルクのコンサート水準はフランクフルト程度で、今後も各都市共通のプロアルテ巡業程度のエンタメしか期待できない。NDRの交響楽団の程度は皆知る通りで、嘗ての会場ならば逆に面白かったかもしれないがエルプフィルハーモニーで聞くほどの価値がない。近辺の都市も探したがハノファーなどはマンハイムよりも程度が低いぐらいで、ブレーメンに足を延ばしても何を期待できよう。要するに北ドイツで態々出かけなければいけない劇場や大コンサートは本当に限られる。劇場に関しては当然のことベルリン以外ではやはり殆どないに等しい。せめて美術館だけでもと思うがこれも中々見つからない。ハムブルクならばアムステルダムの方が価値があるだだろう。日本でいうと大阪程度だろう。正直移住する前はミュンヘンとハムブルクは同程度と考えていて、劇場もコンサートも選り取り見取りと思っていたが、精々メトやロンドンに匹敵するクラスを考えるとこうした有様だ。
兎に角、今年「ペトローシュカ」を復活祭で聞いて、ハムブルクで「春の祭典」、ルツェルンで「火の鳥」と皆異なった管弦楽団と指揮者で三部作を聞くことになるので楽しみだ。
ミュンヘンで購入したトルテの初めてのはコーヒー豆の乗っているものだった。これも淹れたてのコヒーと合ってとてもよかった。
参照:
隠されている問題 2018-04-19 | BLOG研究
予定調和ではない破局 2018-01-31 | 文化一般
竹取物語の近代的な読解 2014-12-31 | 文化一般
NASに導入したWDのシステムの速度が遅くて、様々な調整を試みていた。しかし埒が明かなかった。あまりに反応が鈍いのでLANケーブルを抜いて違うところに挿してみた。一か所はISDN経由だから赤警報が出た。今まではLAN1だったのでLAN4に入れた。これだけで快適にデータ交換が可能になった。そもそも新しいルーターでは一切ケーブルは使っていないので理由は分からないが、LAN1は何らかの理由でデーター類が詰まっていたことになる。このハウエェー製のドイツテレコムの商品は同じようなことが最初からあったので余程微電流がどこかに流れ続けるかの構造像上の欠陥があるのかもしれない。それとも中共によって最初から時限爆弾がインストールされているのか?
ボンのベートーヴェンフェストから案内が入っていた。ギルバート指揮NDRやエマールのリサイタルなど、全く冴えない。今年は成績が悪く赤字を出していたようだ。しかしヴァークナー博士の責任にまでは言及されなかったのは、現在の仮の会場のアコースティックの評判も悪く仕方がないとされたからのようだ。そもそも改修中のベートーヴェンザール自体が独特の会場で現在の世界の音楽会場からは差がある。決して、音響が悪い訳ではないが、平土間の視界も悪くて、直接音が前の人に吸われているような感じがあまり良くなかった。それで一時は本格的な新会場へとの動きもあったらしいが、予算やら今後の可能性から補修に留まるようである。
嘗ての連邦共和国の大統領府などいくつも音楽会場に使えるような場所がありそうなのだが、上手に使えている様子がない。ヴァークナー博士の芸術的な見識は疑わないとしても、その行政的な特に山師的な企画力は殆ど無いようにしか思えない。パスキエ夫人にしてもアーティストマネージャーであり、中々この一人でという才人がいない。なにか楽匠の能力がその子孫の数だけにバラバラに授けられたような感じがする。子孫が10人集まっても到底適わないような雰囲気である。
ハムブルク行まで三週間ぐらいしかなくなった。今頃になって何か序でを探している。ここからハムブルクは遠く、そこまでいけば滞在費を出してもなにかをしてきたい。しかし冬の寒い時であり、出来る限り室内で用が足りるとなれば、コンサートや劇場である。昼間少しぐらいは歩き回れる。ざっと見ると劇場はオペラで「影の無い女」最終上演は翌日にあり、一晩帰路で安いところに宿泊すれば殆ど金がかからない。一日ハムブルク観光が可能だ。しかし、会場にも興味があるが、私にとっての「影の無い女」はハムブルクの日本公演のものなので比較的評判の良かったケントナガノ指揮ぐらいでは物足りない。ミュンヘンでもコッホらの歌を堪能したので今更の感が強い。更に長い楽劇だから下手な演奏だと退屈して気分が悪くなる。歌手もアジア系の人が半分でドイツ語にも文句が零れるに違いない。そもそもナガノのドイツェオパーには違和感が強い。
Die Frau ohne Schatten - Richard Strauss
"Falke, Falke, du wiedergefundener" from DIE FRAU OHNE SCHATTEN - Conductor: Kirill Petrenko
今しばらくはエルブフィルハーモニーのお蔭で盛り上がっているのだが、ハムブルクのコンサート水準はフランクフルト程度で、今後も各都市共通のプロアルテ巡業程度のエンタメしか期待できない。NDRの交響楽団の程度は皆知る通りで、嘗ての会場ならば逆に面白かったかもしれないがエルプフィルハーモニーで聞くほどの価値がない。近辺の都市も探したがハノファーなどはマンハイムよりも程度が低いぐらいで、ブレーメンに足を延ばしても何を期待できよう。要するに北ドイツで態々出かけなければいけない劇場や大コンサートは本当に限られる。劇場に関しては当然のことベルリン以外ではやはり殆どないに等しい。せめて美術館だけでもと思うがこれも中々見つからない。ハムブルクならばアムステルダムの方が価値があるだだろう。日本でいうと大阪程度だろう。正直移住する前はミュンヘンとハムブルクは同程度と考えていて、劇場もコンサートも選り取り見取りと思っていたが、精々メトやロンドンに匹敵するクラスを考えるとこうした有様だ。
兎に角、今年「ペトローシュカ」を復活祭で聞いて、ハムブルクで「春の祭典」、ルツェルンで「火の鳥」と皆異なった管弦楽団と指揮者で三部作を聞くことになるので楽しみだ。
ミュンヘンで購入したトルテの初めてのはコーヒー豆の乗っているものだった。これも淹れたてのコヒーと合ってとてもよかった。
参照:
隠されている問題 2018-04-19 | BLOG研究
予定調和ではない破局 2018-01-31 | 文化一般
竹取物語の近代的な読解 2014-12-31 | 文化一般