Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

健忘症のミスタービーン

2018-12-22 | 
クリスマスプレゼントが例年のように届いた。ミスタービーンではないが、自分で発注したのだが中身が何かを忘れてしまった。理由は序でに発注した三脚ばかりが頭にあったからだ。そして開けてびっくり玉手箱。目覚まし時計だった。これが肝心だったのだ。健忘症まであってビーンよりも徹底している。

冬至である。これから日に日に日が長くなって、春を感じるようになる。ここまで来たらこっちのものである。だから朝が起きられないのも早朝に限る。徐々に早起きになってくる。それでも新しい目覚ましは有難い。開けてみると、手触りは以前のものよりも滑らない。色もマットである。そして形状がまん丸くないので、手に収まりやすい。これはいいと思った。一分毎の音は聞こえるがこれは依然と変わらない。夜中に目を澄ましてみないと分かり難い。しかし全体の音作りは落ち着いている感じである。大きさも小さ過ぎもせず、大き過ぎない。朝起きが楽しみになる。

しばらくの間を費やした。漸くNASが実用になってきた。先週末から困っていたのはその転送速度で、重要な使い道である音楽ファイルが上手く再生出来なくなっていた。最終的なテストで32BitのAudacityまでが物切れになることが判明した。こうなると尋常ではない。

始めはネットで「AudacityをNASから再生する」の検索で調べていた。なぜならば、一度止まりかけるとステレオの左右がずれて再生されるようになったからだ。勿論NASからの伝送が悪いのは分かっていても、そこでキャッシュなどからの反映でずれが出てくるのかなとも思った。しかしMP3でも止まるとなると原因はまた異なると気が付いた。

結局、既にここでも言及したジャムボフレームなどの設定が間違っていたことが分かった。それゆえにNAS自体のCPUの過負荷になっていた。要するに大きなパケットにしてから送り出するための処理がなされていたことになり、大きなパケットを一挙に送り出すとその準備がないと流れの下の方で止まってしまうことになったようだ。デジタル転送技術の詳細は分からなくてもこれは物理現象として明らかだ。

ここまで難しいことになったのも最初から添付されたケーブルを使わなかった罰なのだが - いつもの性分で捨てられずに余っているものを使いこなすことに喜びを感じるのだ -、弄っているうちに全体像が見えてきた。時間を掛けて解決するしか方法はなかった。そもそもNASからの分割ファイルの再生に関しての記載はほとんど見つからなかった。同時に転送速度も自動に戻しておいた。その状態で、写真などのファイルの読み込みもどうやら使いものになる「待ち時間」になった。

さて肝心の32Bit再生であるが、通常の24Bitが問題なく再生可能となったのを試してから、呼び出すと、それ以前は分割されたファイルの読み出しに30分ほど掛かっていたのが二三分で再生準備完了となった。そして再生しても止まらない。通常通りに使える。これで、ハイスピードの長めのケーブルが届いて設置し直せば完璧に使える筈だ。Bluerayの大きさの映像も試してみたが、これは難しく、更に研究の必要がある。しかし何よりも重要なのは、Win8のPCのデータを直接NASの方へ書き込むセッティングになっているので、少なくとも事務作業ぐらいにはストレス無しに動いてもらいたい。小さなSSDディスクPC、大きなNASがシステム構成の基本コンセプトだったからである。またLINUXの方で再生が可能となったから、これで一先ず新システムが完成する筈だ。




参照:
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