昨日の雪がさらに増えた。もうこうなると無視して走るしかない。気温は低く安定しているのでサクサクとクラストしていてそれほど走り難くはなかった。沢沿いを走っただけなので高低差はあまりない。だからそれほど足元の不自由はなかったのだが、ゆっくり走行しても通常以上のエネルギーは使った。汗も掻いた。土曜日までにもう一走りしたい。
ミュンヘンも金曜日から土曜日に掛けて危険な状態になるようだが事故が起きるなら先に起きてしまうだろう。夕方までにすべてが解決されていればよい。但し雨量があるので、雪になるとやはり積もる。何よりも有難くないのは帰宅のアウトバーンでのホワイトアウトである。
土曜日の準備にレオノーレ三番の楽譜を落とした。序曲にフィデリオ序曲しか準備していなかったからだ。手元にある楽譜と比べてみる。どこまで初日の記憶を呼び起こせるか。
18時始まりで初日より一時間早いので、帰宅は一時間以上早く、道路状況さえよければ12時半前には帰宅可能な筈だ。但し出来れば一時間前からのガイダンス、マフラーを取りに行くのと、更に週末の買い出しミュンヘンで済ませるとなると、駐車場には16時前には入れたい。つまり、11時には出発しないと危ないかもしれない。
六月の新制作「サロメ」の券を発注した。籤引きになるのでどうなるかは分からない。今回は、もともとタイトルロールを歌うマルリス・ペーターセンの希望で取り上げられて、僅か四回しか上演されない。短い作品であり、新たな透明性の高いオーケストレーションの版を使うというのだが、どこまでキリル・ペトレンコが指揮する価値があるかも若干疑わしい。言えることは、この楽劇がミュンヘンの歌劇場の十八番で、鼻歌交じりに演奏される程度のものであるということだ。だから、通常は六回公演なのを四回にして手短に済ませる効果もある。初日の放送と三日目のストリーミングである程度分かるというものだが、やはり生でも聞いてみたくもある。少なくとも下位の座席を一日掛けて並んで購入するほどの価値はないと思う。
籤引きの当否が決まるとミュンヘンでの来シーズンのプログラム紹介があり、バーデンバーデンからの情報が徐々に出てきて、ベルリンの新監督就任の恐らくお披露目を兼ねたプログラム発表があり、バーデンバーデンでのスーパーオペラが話題に上ると一挙に話題がミュンヘンから他所へと移る。
2020年4月初中旬がバーデンバーデン祝祭となる。そこで初めてペトレンコがスーパーオパーを指揮する。その頃、カウフマンが「トリスタン」をボストン響と歌う。つまり、そこまでは本公演がなく、早くてもオペルンフェストで新制作初日若しくは2020年秋になってからとなる ― 2020年5月11日、13日のアムステルダムでのマーラーフェストツアーが既に発表済み。2020年秋に2019年秋に続いて、演奏旅行に帯同しないということがあるだろうか?2019年ジルフェスタ―公演は休めないとして、2020年ヴァルトビューネがどうなるか?2021年はもうオペルンフェストしか指揮しない。それも再演だけだろう。
2020年オペルンフェストの「トリスタン」、その前にバーデンバーデン、ヴァルトビューネは二年続けて代役。すると、全ての日程はここ二三か月中に全て発表される。バーデンバーデンは「フィデリオ」ならばあまり準備期間は掛からない。演出家は?
しかし「サロメ」初日シリーズが四日しかない意味は?一つは他の指揮者による再演が次のシーズンの冒頭にある場合だろうか。若しくは2021年のオペルンフェストに再演となる。そこで、「トリスタン」再演と二本立てとなる。勿論2021年ヴァルトビューネでの指揮でベルリンは夏休みに入る、その後である ― その前5月16日のライプチッヒでのマーラフェスト参加などは発表済みだ。因みにバーデンバーデンは4月初めとなる。
そうなると、2019年秋の新制作はなにだ。手兵の日本公演をメータの手に授けてまでの新制作準備とは。現在までの新制作は、(「イエヌーファ」)、「ティート」、「ディゾルダーテン」、「影の無い女」、「ルチア」、「ルル」、「サウスポール」、「マイスタージンガー」、「レディーマクベス」、「タンホイザー」、「三部作」、「パルシファル」、「オテロ」、「サロメ」となって、順番からするとロシアものだ。そして「トリスタン」で終結。「サロメ」をミュンヘンのアンサムブルの集大成と語っているのも示唆している。
参照:
PTSD帰還士官のDV 2018-12-03 | 文化一般
飛ぶ鳥跡を濁さずの美 2019-01-25 | 音
ミュンヘンも金曜日から土曜日に掛けて危険な状態になるようだが事故が起きるなら先に起きてしまうだろう。夕方までにすべてが解決されていればよい。但し雨量があるので、雪になるとやはり積もる。何よりも有難くないのは帰宅のアウトバーンでのホワイトアウトである。
土曜日の準備にレオノーレ三番の楽譜を落とした。序曲にフィデリオ序曲しか準備していなかったからだ。手元にある楽譜と比べてみる。どこまで初日の記憶を呼び起こせるか。
18時始まりで初日より一時間早いので、帰宅は一時間以上早く、道路状況さえよければ12時半前には帰宅可能な筈だ。但し出来れば一時間前からのガイダンス、マフラーを取りに行くのと、更に週末の買い出しミュンヘンで済ませるとなると、駐車場には16時前には入れたい。つまり、11時には出発しないと危ないかもしれない。
六月の新制作「サロメ」の券を発注した。籤引きになるのでどうなるかは分からない。今回は、もともとタイトルロールを歌うマルリス・ペーターセンの希望で取り上げられて、僅か四回しか上演されない。短い作品であり、新たな透明性の高いオーケストレーションの版を使うというのだが、どこまでキリル・ペトレンコが指揮する価値があるかも若干疑わしい。言えることは、この楽劇がミュンヘンの歌劇場の十八番で、鼻歌交じりに演奏される程度のものであるということだ。だから、通常は六回公演なのを四回にして手短に済ませる効果もある。初日の放送と三日目のストリーミングである程度分かるというものだが、やはり生でも聞いてみたくもある。少なくとも下位の座席を一日掛けて並んで購入するほどの価値はないと思う。
籤引きの当否が決まるとミュンヘンでの来シーズンのプログラム紹介があり、バーデンバーデンからの情報が徐々に出てきて、ベルリンの新監督就任の恐らくお披露目を兼ねたプログラム発表があり、バーデンバーデンでのスーパーオペラが話題に上ると一挙に話題がミュンヘンから他所へと移る。
2020年4月初中旬がバーデンバーデン祝祭となる。そこで初めてペトレンコがスーパーオパーを指揮する。その頃、カウフマンが「トリスタン」をボストン響と歌う。つまり、そこまでは本公演がなく、早くてもオペルンフェストで新制作初日若しくは2020年秋になってからとなる ― 2020年5月11日、13日のアムステルダムでのマーラーフェストツアーが既に発表済み。2020年秋に2019年秋に続いて、演奏旅行に帯同しないということがあるだろうか?2019年ジルフェスタ―公演は休めないとして、2020年ヴァルトビューネがどうなるか?2021年はもうオペルンフェストしか指揮しない。それも再演だけだろう。
2020年オペルンフェストの「トリスタン」、その前にバーデンバーデン、ヴァルトビューネは二年続けて代役。すると、全ての日程はここ二三か月中に全て発表される。バーデンバーデンは「フィデリオ」ならばあまり準備期間は掛からない。演出家は?
しかし「サロメ」初日シリーズが四日しかない意味は?一つは他の指揮者による再演が次のシーズンの冒頭にある場合だろうか。若しくは2021年のオペルンフェストに再演となる。そこで、「トリスタン」再演と二本立てとなる。勿論2021年ヴァルトビューネでの指揮でベルリンは夏休みに入る、その後である ― その前5月16日のライプチッヒでのマーラフェスト参加などは発表済みだ。因みにバーデンバーデンは4月初めとなる。
そうなると、2019年秋の新制作はなにだ。手兵の日本公演をメータの手に授けてまでの新制作準備とは。現在までの新制作は、(「イエヌーファ」)、「ティート」、「ディゾルダーテン」、「影の無い女」、「ルチア」、「ルル」、「サウスポール」、「マイスタージンガー」、「レディーマクベス」、「タンホイザー」、「三部作」、「パルシファル」、「オテロ」、「サロメ」となって、順番からするとロシアものだ。そして「トリスタン」で終結。「サロメ」をミュンヘンのアンサムブルの集大成と語っているのも示唆している。
参照:
PTSD帰還士官のDV 2018-12-03 | 文化一般
飛ぶ鳥跡を濁さずの美 2019-01-25 | 音