ネット署名をした。会員番号350番ぐらいに入れた。ロシアのウクライナ侵略に抗議すると同時に、ロシアやベラルーシの国籍ゆえのボイコット反対の公開書簡である。火曜日にはバーデンバーデンの復活祭から記者会見があってそこでキリル・ペトレンコが新たな声明を出した。
先ず今回の復活祭プログラムについて、「スペードの女王」が柱になっていて、そこでロシア文化を示して、そのヒューマニティーを伝えることが正しい在り方だ。だからこそ、その制作に取り分け責任があるとしている。
そこではロシア人歌手も必要とされて、ウクライナ人がアシスタントに入って、とてもいい準備環境があるとしている。その一方、方々でロシア人やベラルーシ人のアーティストのボイコットが後を絶たなく、それではいけないと強調している。それをして、ロシアとの協調関係が欠かせないとしている。
同時にアナ・ネトレブコが出れなくなったことでの演奏会プログラム前半変更に伴い、会が拡張されて、ウクライナ難民救援のガラコンサートが催されることになった。既にフィルハーモニカーと共にUNO難民弁護大使ペトレンコ自身は十万ユーロを寄付して、復活祭訪問者に広く寄付を募る。
さて、署名運動の筆頭にはミュンヘンの音楽監督ユロウスキーがあって、その周辺の指揮者から署名が集まっている。ラトル、エルダー、パパーノの三人のサー、そして意外にヴェルサーメスト、ガードナー、ティティアーニと広がり方がよく分かる。次のヴェルバー、エンゲルのところの繋がりはユロウスキー直か?マイスターも10番に入り込む。
11番のブレット・ディーンは作曲家らしいがどこから?、ドルニーから支配人や演出家が続く。そのあとに器楽奏者が続くなど、明らかに繋がりが分かって面白い。お友達のお友達だ。
そしてこの書簡の最も重要場部分は、二か国からのアーティスト全てが侵攻を支持している訳ではない。だから、独裁者や支持者のやらかしていることによって一括して裁くのは誤りだ、彼らの直接関与の証拠がない場合としている。
これは問題となっている踏み絵とされるプーティン支持云々を問われるべきではないという事でもある。これは至極当然の事であって、信条などが問われるのもおかしい。例えばネトレブコは明らかにプーティンの信望者であるが、そのことだけで裁くとするならば嘗て合衆国に強制収容された日系人の扱いとあまり変わらない。
我々が、明らかに狂信しているだけのネトレブコを一方的にボイコットするべきではないとしたのはそこなのである。ペトレンコが語ったように、「もし我々がその立場をとるならばただ彼らと対置しているに過ぎない。」と、その通りなのである。
残念ながら、メディア業界などは既に薹が立ったと判断したのかアナ・ネトレブコを切り始めた。少なくとも報道を詳しく見る限り、プーティン政権が終わるまでは時間の猶予を与えるのがあるべき姿だろう。
参照:
一発決めようぜ! 2022-03-23 | 生活
独裁者を裏切るとなると 2022-03-02 | 歴史・時事
先ず今回の復活祭プログラムについて、「スペードの女王」が柱になっていて、そこでロシア文化を示して、そのヒューマニティーを伝えることが正しい在り方だ。だからこそ、その制作に取り分け責任があるとしている。
そこではロシア人歌手も必要とされて、ウクライナ人がアシスタントに入って、とてもいい準備環境があるとしている。その一方、方々でロシア人やベラルーシ人のアーティストのボイコットが後を絶たなく、それではいけないと強調している。それをして、ロシアとの協調関係が欠かせないとしている。
同時にアナ・ネトレブコが出れなくなったことでの演奏会プログラム前半変更に伴い、会が拡張されて、ウクライナ難民救援のガラコンサートが催されることになった。既にフィルハーモニカーと共にUNO難民弁護大使ペトレンコ自身は十万ユーロを寄付して、復活祭訪問者に広く寄付を募る。
さて、署名運動の筆頭にはミュンヘンの音楽監督ユロウスキーがあって、その周辺の指揮者から署名が集まっている。ラトル、エルダー、パパーノの三人のサー、そして意外にヴェルサーメスト、ガードナー、ティティアーニと広がり方がよく分かる。次のヴェルバー、エンゲルのところの繋がりはユロウスキー直か?マイスターも10番に入り込む。
11番のブレット・ディーンは作曲家らしいがどこから?、ドルニーから支配人や演出家が続く。そのあとに器楽奏者が続くなど、明らかに繋がりが分かって面白い。お友達のお友達だ。
そしてこの書簡の最も重要場部分は、二か国からのアーティスト全てが侵攻を支持している訳ではない。だから、独裁者や支持者のやらかしていることによって一括して裁くのは誤りだ、彼らの直接関与の証拠がない場合としている。
これは問題となっている踏み絵とされるプーティン支持云々を問われるべきではないという事でもある。これは至極当然の事であって、信条などが問われるのもおかしい。例えばネトレブコは明らかにプーティンの信望者であるが、そのことだけで裁くとするならば嘗て合衆国に強制収容された日系人の扱いとあまり変わらない。
我々が、明らかに狂信しているだけのネトレブコを一方的にボイコットするべきではないとしたのはそこなのである。ペトレンコが語ったように、「もし我々がその立場をとるならばただ彼らと対置しているに過ぎない。」と、その通りなのである。
残念ながら、メディア業界などは既に薹が立ったと判断したのかアナ・ネトレブコを切り始めた。少なくとも報道を詳しく見る限り、プーティン政権が終わるまでは時間の猶予を与えるのがあるべき姿だろう。
参照:
一発決めようぜ! 2022-03-23 | 生活
独裁者を裏切るとなると 2022-03-02 | 歴史・時事