窓を締めて就寝すると深さが違う。その様な季節の方がやはりいい。そして暑くないと夕食を早く終えれるのでその影響も大きい。胃腸の調子は好転はしているがまだもう一息である。下着を着けるようになったので、これで治る筈なのだ。
夕方早めに走れるようになったのも大きい。バイロイトからの中継の前に走って帰ってきて、「ラインの黄金」続きを流していた。ビールを飲みながら邪魔にならない程度に流していたのだが、それでも威勢良く鳴らして、声が出てくるとブレーキを掛けて声に合わせようとしていた。素人の指揮である。その様な指揮をしていたのでは海千山千の楽団や歌手に馬鹿にされるしかない。昨年はそれで病気欠場となったと思うが流石に今更自体も出来ないので、一夏だけは振るようだ。
そもそもカタリーナ・ヴァ―クナーがこのフィンランドの指揮者インキネンを新制作「指環」に起用したところで結果は決まっていた。そしてコロナ二年目に「ヴァルキューレ」だけを振って、撤退は既に決まっていた。来年は恐らく浪人者のヴァイクレぐらいが振るのだろう。日本で活躍しているヴァイクレはフランクフルトをお役御免になったので、代わりに入ったグックアイスの代わりにベルリンでちょこちょこと臨時に入るのだろう。
そのような訳で主役の歌手も好き放題歌ってと評されるように芸術的にも程度の低い歌唱となっていた。その中でオッカフォンデアダマロウはとても評価されている。あまり気が付かなかったのだが、それは並ぶ名前からしてピカ一の歌手だと感じていた。放送での紹介を聞くと歌手になる前は音響技術の方を学んでいたというから、楽器でもやっていて、そこまで行かなかったからの選択だったのだろう。そして歌手になったのは幸いでと紹介されていて、今後主役へと未だ大きくなる歌手に違いない。10月の千人の交響曲で十分に通る声を聴かせてくれると思う。
今後のバイロイト音楽祭の新体制での力関係が明らかにされた。37%で連邦共和国とバイエルン州が並ぶ、州に権利を譲った音楽祭友の会は13%と地元バイロイト市と同格となる。小さな二つが協力しても大きな二つのどちらにも勝てないので事実上の主導権は全くなくなる。つまり少なくとも政治的にも公的な体制に反するような支配人が腕を振ることはなくなった。政治家の仕事であるからヴァ―クナー家のカタリーナを追い出すようなことは誰も提案しないが、敵失でプランBへと自動的に進み、その体制が定められる。これで少なくともAfDに関わるような連中が表舞台には出て来なくなるだけで喜ばしい。開かれた議論によっての民主的な運営が望まれる。
参照:
舞台神聖劇の宗教性の有無 2023-07-26 | 音
楽匠の理想、音楽劇場 2023-07-23 | マスメディア批評
夕方早めに走れるようになったのも大きい。バイロイトからの中継の前に走って帰ってきて、「ラインの黄金」続きを流していた。ビールを飲みながら邪魔にならない程度に流していたのだが、それでも威勢良く鳴らして、声が出てくるとブレーキを掛けて声に合わせようとしていた。素人の指揮である。その様な指揮をしていたのでは海千山千の楽団や歌手に馬鹿にされるしかない。昨年はそれで病気欠場となったと思うが流石に今更自体も出来ないので、一夏だけは振るようだ。
そもそもカタリーナ・ヴァ―クナーがこのフィンランドの指揮者インキネンを新制作「指環」に起用したところで結果は決まっていた。そしてコロナ二年目に「ヴァルキューレ」だけを振って、撤退は既に決まっていた。来年は恐らく浪人者のヴァイクレぐらいが振るのだろう。日本で活躍しているヴァイクレはフランクフルトをお役御免になったので、代わりに入ったグックアイスの代わりにベルリンでちょこちょこと臨時に入るのだろう。
そのような訳で主役の歌手も好き放題歌ってと評されるように芸術的にも程度の低い歌唱となっていた。その中でオッカフォンデアダマロウはとても評価されている。あまり気が付かなかったのだが、それは並ぶ名前からしてピカ一の歌手だと感じていた。放送での紹介を聞くと歌手になる前は音響技術の方を学んでいたというから、楽器でもやっていて、そこまで行かなかったからの選択だったのだろう。そして歌手になったのは幸いでと紹介されていて、今後主役へと未だ大きくなる歌手に違いない。10月の千人の交響曲で十分に通る声を聴かせてくれると思う。
今後のバイロイト音楽祭の新体制での力関係が明らかにされた。37%で連邦共和国とバイエルン州が並ぶ、州に権利を譲った音楽祭友の会は13%と地元バイロイト市と同格となる。小さな二つが協力しても大きな二つのどちらにも勝てないので事実上の主導権は全くなくなる。つまり少なくとも政治的にも公的な体制に反するような支配人が腕を振ることはなくなった。政治家の仕事であるからヴァ―クナー家のカタリーナを追い出すようなことは誰も提案しないが、敵失でプランBへと自動的に進み、その体制が定められる。これで少なくともAfDに関わるような連中が表舞台には出て来なくなるだけで喜ばしい。開かれた議論によっての民主的な運営が望まれる。
参照:
舞台神聖劇の宗教性の有無 2023-07-26 | 音
楽匠の理想、音楽劇場 2023-07-23 | マスメディア批評