Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

くっつかない米粒ヌードル

2023-12-07 | 料理
最初の寒気は過ぎた。それでも咳をしている人は増えた。走るにも僅かな陽射しの間に済ましたい。谷の林道は陽射しが強く当たる所以外は真っ白になっていて、自転車ともう一人に続いて三人目の足跡で、動物のそれはほとんど見かけなかった。バムビなどもどこかで過しているのだろうが分からない。

季節柄安売りのモッツァレッラの賞味期限が来たので、食し方を考えた。ネット情報ではオーヴンにかける方法もあり、以前は茄子の上に乗せた。茄子もないので先日購入したバリラの米粒ヌードルを合わせてみることにした。スープの為に購入していたのであるが、時間通り10分茹でて、同時に準備したトマトのソーズに刻んだそれを入れて、ヌードルの上に全てを掛けてオーヴンにかけた。

心配していたのは、米粒ヌードルがくっつくことだったが、そういうことはなくて、綺麗に皿に取れた。味はベーコンと玉ねぎも効いているのでまずい訳もなく、綺麗に満遍なくモッツァレッラが伸びていて、食感と言い風味と言い文句なしであった。何よりも寒い時に熱いグリルものを楽しめるのが一番だった。雑炊風のものしか思いつかなかったので更なる使い方が出来ることが分かって得をした気持ちである。これならば付け合わせにカレーとかサフラン風味で米代わりにも使える。米よりも早く付け合わせれる。

来夏のザルツブルク音楽祭のプログラムが発表となった。何よりも関心があったのは秋にスカラ座でやる共同制作「バラの騎士」が入っているかどうかだった。日程的には難しいもののキリル・ペトレンコが新制作指揮をするならばその前に他の指揮者ではあり得ないと思ったからである。そしてミラノでの配役などが明らかに落ちていて、決して話題となる制作とはならないだろうと予想がついている。

結局ペトレンコのザルツブルクオペラデビューは伸ばされた。勿論再来年に同じ制作をザルツブルクで指揮するとすれば手間は省けて、ヴィーナーフィルハーモニカーに練習と付ける時間により時間を割けれる。少なくとも独語圏では大物独語歌手でないとお話しにならないので、ディアナ・ダムラウが予想される。

少なくと2024年も今年に続いてザルツブルクに出かける必要はなさそうだ。ここ暫くはアスミク・グリゴーリアンを引き上げたヴァルサーメストも病気もあってか来年も入っておらずに、批判にさらされ続けているロシアンマネーの影響から足を洗えないようなプログラムとなっている。

これで再びプーティンバンクの支援が明らかになると可也危ないことになって、大きな体制の改革が為される必要が生じてくるかもしれない。

嘗てから中心となっているヴィーナーフィルハーモニカーの負担を如何に減らして沢山の催し物を執り行うかが課題だったが、結局そこにブラック労働の賜物である露西亜の楽団を上手く振り別けるようになっていて、それらの楽団の活動にプーティンの銀行の支援が欠かせないとするならば、ザルツブルク音楽祭もその経済的な恩恵に授かって開催されているということになる。

嘗ては大きなスポンサーによって運営されていてメディアの投資がそこに乗っていたような状況が既に朽ちたということである。



参照:
回答が出される週末 2022-12-14 | 生活
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