Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

BePhil番組をネット鑑賞

2023-12-18 | マスメディア批評
11月のベルリナーフィルハーモニカー日本公演からBePhilのフジTVの番組を観た。ネットでオンデマンドしてあって、VPNを中継させることで観れた。CMはカットされているので内実40分に満たないのだが、それなりに見応えがあった。

BePhilと称するフィルハーモニカーが日本で集ったアマチュア―音楽家を97人を集めた楽団にフィルハーモニカーが加わって、ペトレンコもたった一夜の演奏会の後半を指揮するという企画である。1200人もの応募から厳選されただけのことがあって、大編成で立派な演奏をしていた。

番組自体は日本人の好きそうな音楽人生物語となっているが、参加者各々のエピソードを上手に編集して纏めていた。幾つもの様々な取材からこちらも厳選されていたのだろうが手慣れた作り方である。

うなぎパイの販売の情景とか小児科医の病院演奏会の風景とかは誰が観ても其々の音楽との繋がりがよく分かるものである。ペトレンコ自身も珍しく音楽との関りについて短いインタヴューを披露していて、この企画の真髄を語っている。

音楽的に気がついたのは、やはりユース楽団とは異なって瞬発力はないのだが、その編成も相まって重さもあり、なによりも若干イスラエル的な粘りがあった。浪花節に為らないのは指揮が違うからだろうが、やはり日本的な音の出方だと感じた。

勿論ペトレンコはそれにも馴染みがあり、総合的に大変満足だったと思う。なによりもカメラに捉えられる表情はいつもと同じで音楽の表情を其の儘伝えていて、客席に魅せるものではない徹底したものである。嘗て無表情での指揮を試してたことがあって全く上手く行かなかったことなどを語っているが、それら試行錯誤の全てが現在に繋がっている。そしてやはりここ二三年でも指揮に無駄が無くなってきている。

陽射しが燦燦と輝いている。早朝は冷えただろうが、こういう日は室内で温もれて一番気持ちがよい。そしてクリスマスそして年が開けてこうい陽射しがどんどん増えてくる。雪が積もればそれはまた美しく、一歩一歩春に近づく。待降節は春を待つ節でもあるのだが、本年は早くも好天となった。11月の暖房は比較同規模のアパートで607kwhのところが353kwhしか消費していない。11月上旬は使っていないので安心はできないが、その分を概算補正しても月500kwh程にしかならない。因みに2013年に2460kwhとなっているので、残り最長四カ月としてもそれを超えることはないだろう。これだけ陽射しを活かせるようになれば此の侭冬籠りしないでもいける。この春の感じでは大分抑えられたと思う。

クリスマスには暖かくなることは多いのだが、こういう陽射しが射すのは珍しい。それだけ空が乾燥しているということだろう。放射冷却が起きても陽射しが強いならば以前のように北側の寝室に籠る意味は全くなくなった。やはり、こうなったのも窓掃除だけでなくて、気候変動が大きいと思う。以前はこういう傾向はあまりなかった。



参照:
ライフ・ウィズ・ハーモニー~夢の共演 ベルリンフィルと97人のアマチュア奏者~, 配信終了日:〜2023年12月30日 15時59分
喜びの2013年通知簿発表 2014-10-17 | 生活
資料整理の枝払い 2023-12-12 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする