Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

資料整理の枝払い

2023-12-12 | 雑感
書類を整理した。まだ片付いていない。一時間以上は掛かった。先ずは音楽祭や催し物のチラシ類で、嘗てネット情報が限られていたころの遺物である。有名音楽祭でもネットで情報は得られなかった。ホームページすらなかった。

バイロイト音楽祭の拝見出来ない残念のお便りを郵送されたプログラムと一緒にファイルしてある。いざとなれば断り回数で配券をお願いできたからである。今は昔の感が強い。バイロイトの場合はお断りばかりで、配券からその後のコンタクトへとは中々進めなかったが、ザルツブルクは金さえ準備すれば大抵入券出来るのでなんだかんだとコンタクトがあり、それも今のように電子メールは普通ではなく、急ぐときには電話かファックスを使っていたような頃である。それも外国であるからそれなりの電話料金も発生した。だからもう判読不能の熱感光のフックス用紙が綴じられていた。流石に最早無価値である。どんどんとゴミ箱へと向かう。意外に資料とし役立つのはプログラムの載っていない全体のプログラムとかが全体像を見るうえで参考になる。

小さな演奏会などではプログラムを買っていないものもあって、記憶から落ちていた演奏会の資料もあった。特にルツェルンの音楽祭でシュターツカペレドレスデンがシノポリ指揮でアバド指揮ベルリナーフィルハーモニカーの前日に演奏している。そして翌日の「ダフニスとクロエ」などが新会場お披露目ガラになっている。それを読んで今回も勘違いしそうになったのだが、古いホールで新ホール建設への寄付のコンサートだったのかもしれない。倍の価格を徴収していた。そして冊子の最後に嘗ての会場の座席表が出ていて、これは永久保存版だと改めて思う。その様な勘違いもあって古い会場の記憶が覚束ないようになって仕舞ったのだ。

どちらにしても、当時聴いたベルティーニ指揮スイス祝祭管弦楽団やサロネン指揮ロスフィルに比較してアバド指揮ベルリナーフィルハーモニカーが全然上手ではなかたっということだ。常連のシャイー指揮コンセルトヘボ管弦楽団は取り分け素晴らしかった。因みに支配人として日本で指揮をしているバーメルトの名前が挙がっている。

ワインの方の資料は2018年から2023年産のカタログや価格表、そして何よりも醸造所のイムプレッションやプレスの反響のコピーが参考になる。取り分けまだ蔵に眠っている瓶や飲み頃を待っている瓶に関するものとしては第一級の資料で、如何に当初の予想や評価が正しいのか、そして収穫状況がどうであったのかがなによりもの学習素材となる。よって、保存していないワインの醸造所の資料は殆ど価値がない。

天気予想通りの好天となった。摂氏12度を越えたのでパンツを脱いで走った。大した運動ではなかったのだが、汗ばむだけで十分だった。試しのラインニング用ではない集めの靴下を履いてみたが、気持ちよく走れた。今後寒い時にはこれを使いたい。

陽射しがあるのでワイン地所から写真を撮った。とても気持ちがよい。地所での枝払いなどの作業が進むだろう。山城の上にはクリスマスツリーが付けられていてた。地元の協会の有志の改築工事で長年掛けて修復作業が進んでいるのだが、城壁から本体にも移ってきているかと思ったが、例年のツリーだった。いつもお知らせが配られているのだが、知らないうちに屋根をつけているのかと思った。



参照:
変わるヴェクトルの大小 2023-12-11 | 音
放射冷却の待降節初日 2023-12-04 | 暦
コメント
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