紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

美瑛の行き帰りに

2009-07-02 09:00:30 | 写真
6月27-28日の富良野・美瑛撮影旅行については前回詳しく報告しておりますが、今回は、その行き帰りにも撮影しておりますので、補足として取り上げたいと思います。上記の画像は、三笠の桂沢湖展望台で撮影した毛虫です。立ちションで立ち寄り、用を済ませて下を見ると、綺麗な毛虫がおりました。

笹の葉を持ち上げて、シルエットで撮りました、表から見てもオレンジ色のとても綺麗な毛虫でした。やがて成虫となって、蝶になるときは金色のアゲハチョウになって欲しいものです。

展望台の手すりを見ると、尺取虫が、おいっちに、おいっちにと体を大きく伸ばしたり縮めたりして進んでいます。その格好がとてもユーモラスで、暫らく見とれていました。



展望台を出て、暫らく進むと、三段の滝に出ます。快晴の土曜日と言うこともあり、駐車場はほぼ満杯状態でした。下左の画像は、手持ちで1/10で切りましたが、案外ぶれずに、滝が糸を引くように取れました。幾分推量が低下しているように思えました。右のモノクロの画像はH17年10月に撮影した時のものですが、かなり水量があります。なお、画像は、赤外フィルムによる撮影です。

   

三段の滝の手前には、涼めるように東屋があります。柱の注意書きを見てください。「マムシに注意」とあります。一方、分かりにくいですが、テーブルの上に注目してください。点々と5-6箇所黒いところがあります。マムシならぬ毛虫です。ここの毛虫は、先ほどのオレンジ色とは違い、黒っぽくて、とても気味が悪い感じがします。

人間とはなんて勝手なんでしょう。行く先は、同じような蝶なるのに、オレンジ色は可愛くて、黒だと気持ちが悪いとは。滝を見学に来た若い女性達も毛虫を見て、悲鳴を上げておりました。



さて、富良野・美瑛については、前回取り上げましたが、ここでは以下の二枚の画像を取り上げておきます。二枚とも同じ位置から、同じ被写体を撮影しております。上段は、風による池面の漣が大きく映し出されております。

ちなみにデーターは、F16,1/60,ISO=400,PLとなっております。次の画像は、漣が消えて、地面が流れるように写っております。データーは、F16,6秒、ISO=400、ND400フィルター使用です。NDフィルターを使用することで、露出時間を長くすると、全く別の画像になる事がお分かりかと思います。





夜の12時半過ぎにすべての撮影を終了しましたので、帰ることにしました。当別を過ぎて、石狩に入るあたりで、朝焼けが始まりました。午前3時40分ごろには東の空が赤く燃えるようでした。当別の送電線と、水田を撮ったものが以下の二枚の画像です。

以前からこの送電線は気にかかっておりました。何とか作品に出来ないものかと思っていたおり、運よく通りかかったもので、朝焼けとの組み合わせで撮ることが出来ました。