紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

支笏湖国民休暇村に行く

2009-07-18 09:00:55 | 旅行
7月の5-6日に、支笏湖国民休暇村で一泊して来ました。「読売心の風景写真コンテスト2008」入選の副賞として国民休暇村一泊無料宿泊券をいただいたからです。途中羊蹄山麓を通ったときにも撮影しておりますが、そのときの写真は別途掲載いたします。

大滝、美笛から支笏湖畔に入ると、途中に苔の洞門があります。以前は、洞窟の内部まで入れましたが、崩落事故があってからは、入り口の展望台から先は立ち入り禁止になっております。

展望台から撮影したのが標題の画像です。あたりは一面苔が生えております。展望台に上がる横に苔むした岩がたくさんあります。岩の一面に日が当たり、何とも言葉に言い尽くしがたい美しさです。この岩を見ただけで、来た甲斐があったというものです。頭上を見ると木の枝にクモ巣が絡まっており、これに陽があったて、なんと七色に輝いておりました。

   

休暇村は、湖畔の温泉街とはやや離れており広大な敷地の中に、散策路が整備されております。野鳥があちこちでさえずり、野鳥観察には最適です。早速、赤ゲラ(啄木鳥)が出迎えてくれました。



支笏湖は、モヤっていて残念ながら絵になりませんでしたので、夜間撮影したものを上げておきます。月明かりに風不死岳(ふっぷしだけ)が、うっすらとモヤの中に浮かんでおりました。一方湖畔の右手には、温泉街と休暇村を結ぶ小さな赤い橋、山線鉄橋があります。

この橋は、元王子製紙の専用軽便鉄道の鉄橋として使われたものだそうです。それをここ支笏湖を水源とする千歳川に移設されたもので、道内最古の現役の橋と説明書きがありました。





翌朝、湖畔を見てみると、低く雲が垂れ込め、山を駆け上がって行く様子が分かります。最後に、山鉄橋に張り付いたくもの巣を、マクロレンズで切り取ってみましたので、掲載しておきます。なお、バックが赤いのは、橋げたの色です。