赤レンガの東京駅の設計で有名な、辰野金吾の手により明治45年に建てられたこの日銀小樽支店は、全国の日銀の建物の中でも一番美しいと言われている。当時「北のウォール街」と呼ばれた日銀を中心とした銀行街も、小樽の商業の衰退と共に都市銀行の撤退が相次ぎ、2002年9月に日銀小樽支店が廃止され、その後日銀金融資料館として生き残った。
今でも、小樽観光名所のひとつとして多くの観光客が訪れている。とりわけ夜間ライトアップされた日銀の姿に、多くの小樽人がかつての繁栄を懐かしんでいる。
撮影機材:CANON EOS40D+TAMRON18-200mmXRⅡDi
データ:2010.7.24PM7:30撮影
F6.7 1/30 絞り優先 -0.5補正
WB=オート ISO=3200 手持ち撮影
使用ソフト:CANON ZoombrowserXE
撮影者:紅露雅之
この作品は第22回ブログdeフォトコンテストに応募しております。