紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽写真市展公開審査を見てきました

2010-10-14 06:00:00 | フォトコン関係
先週の9日(土曜)、小樽生涯学習プラザで、写真市展の公開審査がありました。審査員は日本写真家協会の「石津聰」先生です。写真市展は、第1部(自由)と第2部(ネイチャー)に分かれています。応募点数は各部とも200点前後です。

先ず第1部の審査から始まります。石津先生がテーブル上に並べられた作品を見て回り、二週目に入選候補の写真を30点前後ピックアップして行きます。


(手前が石津先生 先生の手に注目が集まる)


(ピックアップした30点の中から上位入賞候補を選ぶ)

ピックアップした中から慎重に推薦1点、特選2点、準特選3点を選びました。重複があった場合は補充します。第1部自由部では、私の作品(応募3点)は残念ながら上位入選は出来ませんでした。「昆虫バトル」がかろうじて入選しただけでした。

次いで、先ほどと同様な手法で、第二部ネイチャーの部の審査に入ります。ここでも30点ほど入選候補が選ばれますが、私が応募した全作品(3点)が取り上げられました。


(上位候補6点の作品に見入る石津先生・手前黒い服 左下に私の作品「雪が降る」が…)

第2部ネイチャー部門も推薦1点、特選2点、準特選2点が決まりました。これから石津先生による講評が始まります。第1部自由の部からです。ここでは、いつも撮影旅行で一緒する写友S氏とYしが共に特選に入りましたので紹介しておきます。


(特選となった写友S氏の作品 トドが飼育員の頭に襲い掛かるような迫力がある…と評価)


(写友Y氏の特選となった作品 4人の若い娘の表情がまちまちで、若々しさを感じる…と評価)

続いて、選外となった作品を例に、構図の取り方やシャッターのタイミングの話がありました。上段の作品は、小樽潮祭りの踊り子を撮影していますが、踊り子がとても美人で、手が綺麗なのに、手がカットされてしまった。カメラをもっと左に振るべきでしたと。さらに二番目の画像では、蔦や窓の映りこみを取り込んだのはいいが、映り込みの人物にもっと配慮すべきでした。と作例を基に解説がありました。


(踊り子の右手をもっと入れて、後ろの人の手はカットしたほうが…)


(映り込みを、子供やもっとカラフルな人物のほうが…)

第二部ネイチャーの講評では、先ず推薦となった作品が取り上げられました。幾分決まりすぎの感があるが、整列したカモメ、荒々しい波を取り入れて、これしかないと言う構図でしたと。

次いで特選ですが私の「雪が降る」です。まさにシンプル・イズ・ベストと言う作品ですと。先のカモメ作品とどちらを推薦にするか迷いました、明日であればこちらを推薦にしたかもしれませんということでした。


(推薦となった作品)


(私の作品「雪が降る」が特選 画像右の青い写真も特選)

ということで、残念ながら、応募以来二度目の推薦は取れませんでした。本音を言うと、この作品は付け足しで応募したもので、別の作品が上位に、と予想していたんですが…。なお、第二部では写友Y氏が、準特選にも入賞しました。

以下に、今回で入選した作品を紹介しておきます。なお、小樽市展作品は、10月20日(水)~24日(日)まで小樽市美術館3Fで公開されております。

第1部(自由) 入選「昆虫バトル」

(公園の水道の蛇口から噴出した水をマクロ撮影)

第2部(ネイチャー) 特選「雪が降る」

(赤井川村のはずれで、猛吹雪の中で撮影 内臓ストロボ発光で雪を取り込む)

第2部(ネイチャー) 入選「寒い朝」

(東川町忠別川付近 -15度の朝)
コメント (6)
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