ちょっと標題が難しくなってしまいました。PEN E-P1をゲットしてから約9ヶ月が経過し、今ではサブカメラとして十分使いこなしております。イヤ、こなしてると思っていたのですが、実は「ISOブラケッティング」なる便利な機能に、気が付いておりませんでした。
ブラケティング撮影とは、通常被写体に明暗差があるときに、「標準、+補正、-補正」して3カット撮影し、その中から最適カットを選ぶための撮影方法です。或いはその3カットを元に、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)加工するための手段です。(HDRについては、2009.3.4付け当ブログ「HDRに挑戦」を参照してください)
同じ被写体を3カット撮影するわけですから、通常は三脚でカメラを固定して撮るか、或いは、手持ちの場合は高速連写で撮ります。画角の変動やブレを防ぐためです。多少の画角の変動は、HDR加工する際にソフトが自動調整してくれることもあります。
私の場合は、EOS40Dでブラケッティング撮影する際は、撮影モードを「高速連写」にして手持ち3カット撮影しておりました。ところが、PEN E-P1の場合は、ワンカット撮影で、ISOを変化させて3枚の画像が得られるのです。これは便利です。どうしても試してみたくなります。そこで晴れの合間を縫って、JR小樽駅から運河方面に撮影に行ってきました。
(先ずは小樽駅裕次郎ホームにて Paintshop ProX2使用)
普通に撮ると、ホーム右端の明るさに露出が引っ張られて、この裕次郎ホームは暗くなって、これほど鮮明に裕次郎の写真も屋根の骨組みも写りません。もう一枚駅近くの都通のアーケードの中から撮影して見ました。上のやや小型の画像は、HDR加工前の三枚の内の一枚(標準露出)、下は加工済みです。
(アーケードの外の風景はそのままで、アーケード内が明るくなりました)
アーケード上部にぶら下がっているのは、魚の干物ではありません。千羽鶴なのです。この千羽鶴まで映し出そうとすれば、露出の幅を小刻みにもっと広げて、4~5枚のカットを撮って加工する必要がありそうです。もう一枚運河付近の交差点を逆光と言う厳しい条件下で撮って見ました。
(普通に撮ると、空の調子が飛んでしまうか、日陰の部分が潰れてしまいます WB=日陰モード)
と言うことで、このPEN E-P1のISOブラケティングは、今後益々出番が増えそうです。なお、ここでEOS40Dブラケティング撮影し、HDR加工した画像を紹介しておきます。(撮影地美瑛、H22.10.3撮影)
(普通に撮ると手前のキガラシに露出が引っ張られ、下の画像のように空は白く飛んでしまいます)
(元画像のうちの一枚)
なお、上段のキガラシの画像は、HDR加工したままではこれほど空と雲の状況が出ません。PhotoshopCS3で多少調整しております。またキガラシについても、風になびくように、元画像自体スローシャッターで撮影しております。さて、HDR加工についてはここまでとして、1月の小樽運河の風景を以下でご紹介いたします。
(中央橋から浅草橋・札幌方面を見る PEN E-P1の14mm側では画像が結構湾曲します)
(反対に浅草橋から中央橋・余市方面を見る)
(人になれたカモメ 餌をくれる人を知っている)
(自作の絵葉書を売るM氏、寒い日には熱々のコーンスープが美味い 足には滑り止めのビニールテープが)
ブラケティング撮影とは、通常被写体に明暗差があるときに、「標準、+補正、-補正」して3カット撮影し、その中から最適カットを選ぶための撮影方法です。或いはその3カットを元に、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)加工するための手段です。(HDRについては、2009.3.4付け当ブログ「HDRに挑戦」を参照してください)
同じ被写体を3カット撮影するわけですから、通常は三脚でカメラを固定して撮るか、或いは、手持ちの場合は高速連写で撮ります。画角の変動やブレを防ぐためです。多少の画角の変動は、HDR加工する際にソフトが自動調整してくれることもあります。
私の場合は、EOS40Dでブラケッティング撮影する際は、撮影モードを「高速連写」にして手持ち3カット撮影しておりました。ところが、PEN E-P1の場合は、ワンカット撮影で、ISOを変化させて3枚の画像が得られるのです。これは便利です。どうしても試してみたくなります。そこで晴れの合間を縫って、JR小樽駅から運河方面に撮影に行ってきました。
(先ずは小樽駅裕次郎ホームにて Paintshop ProX2使用)
普通に撮ると、ホーム右端の明るさに露出が引っ張られて、この裕次郎ホームは暗くなって、これほど鮮明に裕次郎の写真も屋根の骨組みも写りません。もう一枚駅近くの都通のアーケードの中から撮影して見ました。上のやや小型の画像は、HDR加工前の三枚の内の一枚(標準露出)、下は加工済みです。
(アーケードの外の風景はそのままで、アーケード内が明るくなりました)
アーケード上部にぶら下がっているのは、魚の干物ではありません。千羽鶴なのです。この千羽鶴まで映し出そうとすれば、露出の幅を小刻みにもっと広げて、4~5枚のカットを撮って加工する必要がありそうです。もう一枚運河付近の交差点を逆光と言う厳しい条件下で撮って見ました。
(普通に撮ると、空の調子が飛んでしまうか、日陰の部分が潰れてしまいます WB=日陰モード)
と言うことで、このPEN E-P1のISOブラケティングは、今後益々出番が増えそうです。なお、ここでEOS40Dブラケティング撮影し、HDR加工した画像を紹介しておきます。(撮影地美瑛、H22.10.3撮影)
(普通に撮ると手前のキガラシに露出が引っ張られ、下の画像のように空は白く飛んでしまいます)
(元画像のうちの一枚)
なお、上段のキガラシの画像は、HDR加工したままではこれほど空と雲の状況が出ません。PhotoshopCS3で多少調整しております。またキガラシについても、風になびくように、元画像自体スローシャッターで撮影しております。さて、HDR加工についてはここまでとして、1月の小樽運河の風景を以下でご紹介いたします。
(中央橋から浅草橋・札幌方面を見る PEN E-P1の14mm側では画像が結構湾曲します)
(反対に浅草橋から中央橋・余市方面を見る)
(人になれたカモメ 餌をくれる人を知っている)
(自作の絵葉書を売るM氏、寒い日には熱々のコーンスープが美味い 足には滑り止めのビニールテープが)