紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

富良野・美瑛を撮る(その2)

2012-04-10 06:00:00 | 写真
平成10年頃から17年頃までフィルムで撮影した富良野・美瑛を取り上げました。引き続き、白金温泉地区、北瑛、マイルドセブンの丘、そして最後に撮影地域不詳の順で取り上げます。何分10数年前に撮影した画像については、整理不十分で撮影地がはっきりしないものもあります。

(6) 白金温泉地区
国道237号線から道道966号線に入って20分ほど走ると、白金温泉地区に入ります。この966号線は一直線に近い道路で、道の両側が白樺林が続きます。別名白樺街道とも呼ばれています。この街道の終点近くにあるのが白髭の滝であり、「青い池」があります。平成17年頃、私がまだデジタルに移行する前は、幻の青い池と呼ばれ、その所在が不明でした。ごく一部の写真家や写真マニアにしか知られていなかったのです。
なぜなら、砂防工事が長年続き『入山禁止区域』だったためです。長年青い池を訪れたくて何度かチャレンジしたのですが、自己責任において初めて訪れたのが、平成20年7月3日のことでした。森の中の小道が何本にも分かれていて迷っていると、偶然三脚を担いだ女性に出会い、案内していただきました。ということで、フィルム時代の「青い池」の画像はありません。


(白髭の滝は、滝の手前の橋の上からしか撮影できません なのでいつも似た様なカットになります)


(白金模範牧場 大きなサイロが6本、これが目印)

(7) 北瑛地区
この地域にはぜるぶの丘、ケンとメリーの木、親子の木、セブンスターの木など有名なスポットがたくさんあります。ぜるぶの丘は国道237号線沿いにあって、四季折々の花でいっぱいです。このぜるぶの丘の隣が、かつて日産のスカイラインクーペのCFで一躍有名になった「ケンとメリーの木」です。なお、この辺りはパッチワークの丘とも呼ばれています。


(ぜるぶの丘の展望台からケンとメリーの木が見えます)


(ケン・メリの木のそばには売店があります その周囲にもルピナスがびっしり咲いています)


(パッチワークの丘にはあちこちに麦畑が 麦が金色に輝き、風になびく様は何とも言えない清々しさを感じます)


(肥料用に蒔かれたカラシナ すぐに農地に漉き込まれてしまう 来る都度景色が変わります)

(8) ノロッコ号を撮る
観光シーズン限定で、旭川~美瑛~富良野間を走る観光列車です。両側のガラス窓が取り外され、外の景色が見やすく改造されています。有名スポットに来るとスピードを落とし、車掌(ガイド)の案内が入ります。


(6月10日前後から9月下旬まで毎日運行されます)


(美瑛駅ホーム 美瑛から富良野へは機関車が後部になります)


(車内は3人掛けのボックス席と2人掛けベンチシートになります)


(美馬牛小学校の尖塔が見えてきました スピードが落とされガイド説明が始まります)

(9) マイルドセブンの丘付近
美瑛で最も有名スポットの一つであり、割と道順が覚えやすく、最も訪れる回数が多いところです。フィルム時代の画像もこの周辺での撮影がたくさん残っています。


(マイルド線の丘の裏側に赤麦が植えられています ただその年によって場所が移動することも…)


(日の当たり方によっては前田真三氏の「麦秋鮮烈」のように赤くなることも…)


(15㎜対角魚眼レンズでデフォルメされていますが、奥の松林が特徴です 手前の丘は、その年によって植えられるものが変わります)


(ある年はジャガイモ畑になったり…)


(冬は松林の向うに日が落ちます)


(夏の間は中央の松の木あたりまで道路が通じていますが、冬は雪に埋もれてしまいます)


(このテールランプに沿っていくと、赤麦の畑に出ます)


(ライダーが写真を撮っています)


(先ほどの丘を大きく右手に迂回すると… こちらもマイルドセブンの丘と呼ばれています)

(10) その他・撮影地域不詳
何分7-10年以上前に撮影し、撮影地のメモも紛失した画像もあります。


(拓真館の近くで撮影したような気もしますが…)


(マイルドセブンの丘だったかもしれませんが…)


(これもマイルドセブンの丘で撮影後、少し移動したところで…)


(上に同じ タングスティンポジフィルム使用)


(松林の影が長く伸びてまだら模様になって タングスティンポジフィルムで撮影)


(三愛の丘だったような気も… 中央に神社の鳥居が…)


(美瑛の丘はこのような畑がどこにでもあります ジャガイモの花です)


(ルピナスが二列に並んで、リズミカルなラインを描いて…)


富良野・美瑛の第3弾として、平成18年以降デジタルカメラで撮影した画像を取り上げたいと思います。