通常3月に入ると少しは春めいてくるのですが、今年は一向にその気配がありません。二日と晴れる日が続かず、下旬に入っても吹雪く日がありました。なかなか撮影に出かけられません。3月下旬、待ちきれずに束の間の晴れ日に定山渓、恵庭白扇の滝、支笏湖方面に行ってきました。今冬最後の雪景色の撮影です。道道1号線の小樽~定山渓線は冬期間が夜間交通止めです。入り口である朝里ダム付近のゲートが開くのは午前7時です。ゲートが開くまでに30分ほど時間があるので付近の撮影をします。
(朝里川から道道1号線のループ橋を見る 朝日が昇り始めループ橋に日が当たる)
(ゲートの駐車場からダムを見上げると…)
(ダムの右側、山の壁面には動物の足跡が… 多分キツネが歩いた跡かと思われる)
午前7時事の時報と同時にゲートが開き、10台近い車が1号線に入って行く。我々も(フォートピアメンバー5人)続きます。12月18日にもフォートピアのメンバーとここを通り円山動物園、道新ギャラリーに行っております。(詳細2011.12.23付け当ブログ『冬の定山渓道路を通って…』)途中何度か停車してみても、食指が動かないようです。定山渓ダム(正式にはさっぽろ湖)に来て、向かいに切り立ったマッターホルンに似た天狗山を見ると、ぞろぞろ車から降りてきます。
(中央が天狗山 切りたった崖で出来ていて、一見マッターホルンに似ている)
(さらに進んで豊羽鉱山への分かれ道付近で)
(斜面に転がる切片…)
(橋の欄干付近の雪には、解けた雪が自然のアートを作っている)
(もう一つ…)
道路わきの切片がこのようなアートを作り出すのは、春が近いことを表しています日中積もった雪が解けて滴となって流れ落ち、夜間冷えて氷になる、この繰り返しがアートを作るあげます。注意深く観察すれば、どこにでもあります。さて定山渓の町中を抜けて、一旦支笏湖方面に走り、途中から道道117号線に入ります。恵庭湖方面に進むと道路わきに白扇の滝があります。
(滝のすぐそばまで手前側の雪庇がせり出していて、全体が撮りにくい)
(滝壺が雪庇の端まで進んでやっと見える これ以上寄るのは雪庇が崩れる可能性もあり無理)
(流れの途中も綺麗だ)
(川の流れの中で見つけたエイリアン?)
(白扇の滝とは道路の反対側にある三段の滝)
(滝壺あたりは飛沫でこのようなツララが出来ている)
白扇の滝を撮り終えて駐車場で車を動かそうとしていたら、どこからかキタキツネが1匹現れました。観光客に餌をもらっているのかけっこうけづやがいいし、太っています。人懐っこそうで餌をねだりに近寄ってきます。うーん、ここは無暗に餌を与えない方が…
(毛づやがよく太っている… エキノコックスを持っている可能性があるので近づくのは厳禁)
(面構えは満点…)
滝を撮り終えて次は国道36号線で苫小牧方面の、ウトナイ湖に向かいます。ここはハクチョウやマガンがいるはずです。北帰行中のマガンは、一時ここウトナイ湖や美唄の宮島沼で2-3週間滞在します。ウトナイ湖に着いたのはちょうど昼ごろでした。いるのはカモだけで、ハクチョウやマガンはおりません。近隣の湿地帯や田畑に餌を探しに行っているものと思われます。
ということで、ここで昼食を取った後、支笏湖に向かうことにします。支笏湖湖畔近くに来ると不思議な光景が目に入りました。雪山の塊があちこちにあって、一部では放水作業中でした。そういえば最近までここで『支笏湖氷濤祭り』がおこなわれていた事を思い出しました。その取り壊しと融雪を早めるための放水らしいのです。放水した跡が絶妙のオブジェとなっていました。
(雪解けを早めるための放水?ほうすいされたあとには穴が開いて…)
(あちこちに洞窟のような穴が… 一見不思議な感じがします)
(中にはこのようなオブジェが出来ていました)
さて、湖畔の方に降りてみます。本格的な観光シーズン前の平日にもかかわらずです、カップルをはじめ家族連れがひっきりなしにやってきます。さすが北海道を代表する観光地です。
(対岸の恵庭岳がくっきりと顔を見せています)
(湖畔の桟橋も雪に埋もれている)
支笏湖での撮影を終えて、残すは札幌市内の写真ギャラリーで写真展を見るだけです。まずは、大通南にある富士フィルムサロンに寄ります。
ここでは『第23回さっぽろ緑と花の写真コンテスト』の入賞作品展が行われていました。私も応募しましたが、残念ながら選外でした。次は道庁浦の「かでる」で行われている写真展を見ました。もう一か所CANONギャラリーにも寄りましたが、写真入れ替え日でした。
(かでるの写真展 風景写真が主でした)
(北海道庁の風景 ついでのカットです CASIO EXILM Z3000 HDR撮影)
なお、支笏湖での撮影はWB=4700ケルビンで撮影しております。そのため多少青味が強く出ています。
(朝里川から道道1号線のループ橋を見る 朝日が昇り始めループ橋に日が当たる)
(ゲートの駐車場からダムを見上げると…)
(ダムの右側、山の壁面には動物の足跡が… 多分キツネが歩いた跡かと思われる)
午前7時事の時報と同時にゲートが開き、10台近い車が1号線に入って行く。我々も(フォートピアメンバー5人)続きます。12月18日にもフォートピアのメンバーとここを通り円山動物園、道新ギャラリーに行っております。(詳細2011.12.23付け当ブログ『冬の定山渓道路を通って…』)途中何度か停車してみても、食指が動かないようです。定山渓ダム(正式にはさっぽろ湖)に来て、向かいに切り立ったマッターホルンに似た天狗山を見ると、ぞろぞろ車から降りてきます。
(中央が天狗山 切りたった崖で出来ていて、一見マッターホルンに似ている)
(さらに進んで豊羽鉱山への分かれ道付近で)
(斜面に転がる切片…)
(橋の欄干付近の雪には、解けた雪が自然のアートを作っている)
(もう一つ…)
道路わきの切片がこのようなアートを作り出すのは、春が近いことを表しています日中積もった雪が解けて滴となって流れ落ち、夜間冷えて氷になる、この繰り返しがアートを作るあげます。注意深く観察すれば、どこにでもあります。さて定山渓の町中を抜けて、一旦支笏湖方面に走り、途中から道道117号線に入ります。恵庭湖方面に進むと道路わきに白扇の滝があります。
(滝のすぐそばまで手前側の雪庇がせり出していて、全体が撮りにくい)
(滝壺が雪庇の端まで進んでやっと見える これ以上寄るのは雪庇が崩れる可能性もあり無理)
(流れの途中も綺麗だ)
(川の流れの中で見つけたエイリアン?)
(白扇の滝とは道路の反対側にある三段の滝)
(滝壺あたりは飛沫でこのようなツララが出来ている)
白扇の滝を撮り終えて駐車場で車を動かそうとしていたら、どこからかキタキツネが1匹現れました。観光客に餌をもらっているのかけっこうけづやがいいし、太っています。人懐っこそうで餌をねだりに近寄ってきます。うーん、ここは無暗に餌を与えない方が…
(毛づやがよく太っている… エキノコックスを持っている可能性があるので近づくのは厳禁)
(面構えは満点…)
滝を撮り終えて次は国道36号線で苫小牧方面の、ウトナイ湖に向かいます。ここはハクチョウやマガンがいるはずです。北帰行中のマガンは、一時ここウトナイ湖や美唄の宮島沼で2-3週間滞在します。ウトナイ湖に着いたのはちょうど昼ごろでした。いるのはカモだけで、ハクチョウやマガンはおりません。近隣の湿地帯や田畑に餌を探しに行っているものと思われます。
ということで、ここで昼食を取った後、支笏湖に向かうことにします。支笏湖湖畔近くに来ると不思議な光景が目に入りました。雪山の塊があちこちにあって、一部では放水作業中でした。そういえば最近までここで『支笏湖氷濤祭り』がおこなわれていた事を思い出しました。その取り壊しと融雪を早めるための放水らしいのです。放水した跡が絶妙のオブジェとなっていました。
(雪解けを早めるための放水?ほうすいされたあとには穴が開いて…)
(あちこちに洞窟のような穴が… 一見不思議な感じがします)
(中にはこのようなオブジェが出来ていました)
さて、湖畔の方に降りてみます。本格的な観光シーズン前の平日にもかかわらずです、カップルをはじめ家族連れがひっきりなしにやってきます。さすが北海道を代表する観光地です。
(対岸の恵庭岳がくっきりと顔を見せています)
(湖畔の桟橋も雪に埋もれている)
支笏湖での撮影を終えて、残すは札幌市内の写真ギャラリーで写真展を見るだけです。まずは、大通南にある富士フィルムサロンに寄ります。
ここでは『第23回さっぽろ緑と花の写真コンテスト』の入賞作品展が行われていました。私も応募しましたが、残念ながら選外でした。次は道庁浦の「かでる」で行われている写真展を見ました。もう一か所CANONギャラリーにも寄りましたが、写真入れ替え日でした。
(かでるの写真展 風景写真が主でした)
(北海道庁の風景 ついでのカットです CASIO EXILM Z3000 HDR撮影)
なお、支笏湖での撮影はWB=4700ケルビンで撮影しております。そのため多少青味が強く出ています。