紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

夕張紅葉山の紅葉

2018-12-23 06:00:00 | 日記

                                              <紅葉の山肌に建つ中世の城のような構築物は?…>

 

もう、北海道は冬本番、日中でも氷点下の日もあって、外に出るのが億劫な日々が続いています。なのに今頃紅葉の画像?と疑問に思われるでしょうが、10月下旬に写友と撮影に出たときの画像が、紹介する機会を失して、手元に残ってしまいました。もう本州でも紅葉の時期はとっくに過ぎたのでしょうが…。今年はニセコやキロロ(スキー場)などにも撮りに行きましたが、紅葉は今ひとつ色が冴えませんでした。モミジが天候のせいなのか、色が冴えなかったことも原因かも…。

ところが、夕張の紅葉はモミジなどの赤い色が綺麗で、驚くほどの素晴らしいものでした。10月25日、朝8時過ぎに小樽を出て、10時前後に夕張郊外の紅葉山(もみじやま・地名)につきました。その後、滝上公園、シューパロ湖、JR夕張線を撮影して戻りました。

 


たまたま国道274号線と並行して走るJR石勝線の列車を見かけ、急いでパチリ。

 


紅葉山という地名だけあって、モミジ、カエデ類の赤い葉が、とても綺麗でした。

 


山の中腹から上は、赤と黄と松の緑が入り交じり、言葉に表せない美しさ。蛇行する夕張川をまたぐ国道274号線の、この橋の名前を見ると、「雨霧橋」とありました。雨と霧の多いところなのでしょうか。そうした気象条件がこのように美しい紅葉を作り出したのかな、なんて勝手に思いました。

 


道ばたに止めてあった車にも紅葉が映り込む。

 


もう少し川沿いに沿って進むと、中世の城のような建物が見えてきました。よく見ると発電所のようです。さてもう少し先に進んで「滝上公園」に行きます。

 


JR石勝線と平行して走る国道274号線(下段の黒い線は、高速道路、案内板右が札幌、左が帯広方面)沿いの駐車場(左側のP)に車を止めます。

 


駐車場の向かいのレンガの建物は滝上発電所です。公園を進んでいくと大きな釣り橋に出ます。

 


実はこの橋からの眺めが抜群なんです。

 


下流を見渡せば、「竜仙峡」と呼ばれる名所の一つ。

 


一方、上流を見ると、滝や奇岩が多く「千鳥が滝」と呼ばれています。なお手前左の滝は滝上発電所に続いています。

 


駐車場周辺のモミジが真っ赤で、燃えているように見えます。

 


実はこの滝上公園には過去何回も(十回を越える)来ておりますが、売店に寄ったことがありません。ちょいと覗いてみることにしました。地元産の果物・野菜などの他に花や観賞用植物もおいているようです。

 


こちらの売店では、簡単に食べられる唐揚げ、ポテト、キノコご弁当、飲み物が売られていました。さらに左奥のテントには、なぜかリサイクルショップがあって、衣料品はじめ、玩具まで並べられていました。ええ!商売になるの?と思いましたが、聞こうにも店主が不在。

 

さて、次の目的地である、シューパロ湖に向かいます。国道274号線を進むと、紅葉山三叉路に出ます。そこから274号線と別れ、JR夕張支線沿いを進み(国道452号)清水沢の街に出ます。かつて炭鉱が盛んな時代には賑わっていたであろう街も、今は殆どが空家。人けがない。

 


人の住んでいる気配はない。

 


かつての街も、今は殆どが空家状態。この辺りは人間よりも鹿の数の方が多いとか。

 

シューパロ湖に向かう前に、来年4月に廃線となる夕張支線を走る電車を撮ると言うことで、見晴らしの良い場所に移動。

 


撮り鉄ではない私には余り興味はないけれど…。この場所は撮り鉄にとっては有名なスポットなのか、レンターカーが4-5台道路脇に駐車中。大きな三脚をかかえ、撮りる方々が6-7名おりました。聞くと関西や東京から来ているらしい。

 


シューパロ湖に着きましたが、時間帯がよくないのか、今ひとつ。
<シューパロ湖>
日本屈指の人造湖で、3年前にかさ上げされて、その面積は、1400haで、雨竜ダムの朱鞠内湖に次いで、日本第2位である。ダムのかさ上げに伴って、大夕張地区のかなりが水没した。かつて森林伐採、搬出のため鉄道が通っていた。ここを渡る鉄橋が「三弦橋」と呼ばれる国内では珍しい鉄橋で、それが水没したのは有名な話しです。冬期の渇水期には、その三弦橋が湖面に顔を出します。

 


後の山々に、赤いモミジがないので、今ひとつ物足りない。

 


シューパロ湖では、さしたる収穫のないまま、戻ることにしました。そして石勝線の列車を撮ることに。20分程待つと、画像のような列車(多分特急列車)を撮ることが出来ました。地名や撮影場所が、不案内なので、分りませんが、数人の撮り鉄の方が構えるところから離れ、国道275号線のガードを潜り、小さな団地の公園付近から撮ったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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