紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

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小樽銘菓の『ぱんじゅう』…???

2014-03-16 06:00:00 | グルメ
                         <正福屋ぱんじゅうの包装紙>

まんじゅうの間違いではないかって?いえ、いえ「ぱんじゅう」で間違いありません。パンと饅頭を掛け合わせて二で割ったもの、と言えば想像がつくでしょうか。もともとは、今川焼き(大判焼き、回転焼き、おやき)から派生し、半球型、釣鐘の形状をした焼き菓子、郷土菓子。三重県伊勢市・北海道小樽市の銘菓、土産菓子として全国的に認知されています。なんとPCの百科事典と言われるウィキペディアにも載っております。

それによると、概要・発祥・由来が次のように記されています。「概要:たこ焼きより大き目な半球状の窪みが施工された鉄板で作製され、そこに生地を鉄板に流し込み、具材となる餡をいれ、焼き上げる(たこ焼きのように串で返さないのが特徴)。出来上がりの形状は、半球型に成型される。発祥の地:諸説あるが、最も有力なのが、創業1901年で最も古い、伊勢市「七越ぱんじゅう」説である。名称の由来:まんじゅうは蒸すがパンのように焼いたまんじゅうという事で『ぱんじゅう』と言われたという説と、パンと饅頭を合わせたものによるという説があります。

さて由来等は置くとして、3月13日(木曜)の北海道新聞の地方版に、小樽駅前通りに新ぱんじゅう店「正福屋」が出店したと言う記事が出ました。小樽には古くから(一説には明治のころ)「ぱんじゅう」があって、おやつとして市民に親しまれた菓子でした。都通りには「西川のぱんじゅう店」が、色内町の運河ターミナルには「桑田屋」があります。しかも正福屋がオープンしたこの敷地に、ぱんじゅうの元祖と言われた「田中のぱんじゅう屋」があったのです。と言うことで一躍正福屋が注目されました。

3月13日、確定申告の書類を税務署に提出しに行くついでに、正福屋に寄ってみることにしました。出来れば、西川のぱんじゅう、桑田屋のぱんじゅうと食べ比べてみようと思いついたのです。食べ比べと言っても、味音痴自慢の私がすることですから、信用のほどは…


かつてここには元祖と言われた田中のぱんじゅう店がありました。間口1間半ほどの小さな店です。


オープン初日で、開店祝いの花束が並んでいました。漉し餡のぱんじゅうを6個入りを購入しました。70円×6個=420円の支払いです。


当店の由来等が書かれています。


店内は3人も入れば満員。正面にはメニュー表があります。左側は、ベビーカステラの値段。右がぱんじゅうの値段。種類は粒餡、漉し餡の他のもいろいろあります。

この正福屋の近くの都通りには、もう一店「西川のぱんじゅう店」があります。創業が昭和40年と言われて、小樽銘菓ぱんじゅうの老舗として、旅行雑誌や各種メディア等にも取り上げられたことがあります。3月13日訪れたときは、シャッターが下りていました。


そういえば最近開店しているのを、見かけないような気が…


この画像は数年前のものです。

さて次は、運河ターミナルにある「桑田屋」に寄ってみます。


左手コーナーに見えるのが、桑田屋です。ここ運河ターミナルは、小樽市内を巡る中央バス各種路線の発着場になっていて、喫茶コーナーのほかに、ガラス製品のお店もあります。


最上段の各種ぱんじゅうのほかに、洋菓子、ジュース類も販売しています。ここでは、各種詰め合わせ12個入りセット980円を購入しました。


お姉さん、笑ってと声かけると、恥ずかしそうに…、


ぱんじゅうを焼いているところを撮影させてもらいました。たこ焼き機に似ていますが、表皮となる生地の麦粉を入れて、次に餡を入れ、蓋をします。数分間回転させて焼きあがると出来上がりです。半球形(釣鐘型)のぱんじゅうの出来上がりです。


旅行雑誌「じゃらん」に桑田屋のぱんじゅうが紹介されていました。そのほかの旅行関係の本にも紹介されておりました。


左が、正福屋の漉し餡の6個入りぱんじゅう、右が桑田屋のぱんじゅうで、漉し餡、粒餡、白餡、チョコレート、クリームなどの入ったぱんじゅうです。大きさ比較のため、食卓にあった唐辛子の瓶も入れてみました。唐辛子を振り掛けたわけではありませんので、念のため。


さてぱんじゅうは以上のとおりとして、小樽中央埠頭にある合同庁舎内の税務署に、確定申告の書類を提出しに行きます。年金収入(雑所得)だけで年間400万円以下であれば申告不要なのですが、前年は年末近くに私の入院治療費支払等もあって、医療費が嵩みました。そのためわずかながら源泉税の還付があります。なお所得税の申告が不要でも、市民税の申告は従来通り必要です。これを省くと、各種控除がされないので翌年度の道・市民税がびっくりするほどアップしてしまいます。

ちょうど昼時です。合同庁舎内の食堂に初めて入ってみました。庁舎は岸壁に立っていますので、眺めのいいこと。この日は晴れ間に訪れたこともあって、対岸の風景も見えました。


日替わりランチも500円前後と手ごろ。


窓側のカウンターに座って、雪がまだ窓にまで積もっています。


全面のガラス窓が大きく取られていて、とても気持ちのいい空間でした。


面倒な申告も済んですっきり、なんとなく春が少し近づいてきたような感じの一日でした。
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4 コメント

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ぱんじゅう‥ (yotuti)
2014-03-16 07:43:19
も美味しそうですが合同庁舎内の食堂の日替わりランチいいですね。
納税には相棒のカメラをお伴に連れて行く‥見習わなくちゃいけません。
あまりにも美味しそうなので早速ぱんじゅう仕入れて来ます。
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初めまして。 (kenyoug78)
2014-03-16 08:03:35
 小樽名物、ぱんじゅう~
美味しそうですね~
昔、亡くなった父が小樽運河のイラストを描き残してくれました。それ以来、一度、小樽に行きたく思っていますが
中々です。話がそれました。
 合同庁舎内のランチも美味しそうです^^。
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納税にはカメラを… (紅露)
2014-03-16 08:46:49
いえ、いえ、たまたまぱんじゅうを買いに行ったついでに税務署に寄ったからなんです。でもここ合同庁舎の1F食堂は以前から気になっていました。元の庁舎(現多目的広場)の食堂も何度か利用したことがあります。
ワンコインで昼食が出来るのが魅力、味音痴の私ですが美味しいと思います。海員〇〇の食堂よりも。
ぱんじゅうぜひ賞味ください。
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kenyoug78様… (紅露)
2014-03-16 08:51:06
コメントありがとうございます。大阪にお住まいなんですね。スポーツブログ拝見させていただきました。相当詳しいようで…
小樽はこれから雪解けシーズン、桜の咲くゴールデンウィークころが一番いいかもしれません。ぜひお父様の残された運河のイラスト、実物と比べてみてください。
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