紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

富士山を撮る…1

2009-04-15 09:20:00 | 旅行
富士山を被写体としてカメラに収めたいという気持ちは、カメラマンであれば、誰もが抱きます。私は、政府系の金融機関に勤務しておりましたので、転勤がつきものです。横浜支店勤務の折は、南区の住宅から富士山が見えました。

また、平成12-14年の2年半は、八王子に勤務し、住宅が立川にありました。住宅の二階ベランダからはビルの合間に富士山が見ましたし、通勤途上でも、日野~八王子間では電車の中から見えます。

この2年半は、単身赴任という気安さから、土日祝日には、よく富士山を撮りに出かけました。富士山の撮影は、多くのプロカメラマンも取り組んでおり、素晴らしい作品が写真集などで発表されています。

そんな作品に、一歩でも、二歩でも近づきたいと思って撮影したものです。上記の写真は、「稲村ジェーン」の映画でも有名になった、稲村ガ崎から撮影したものです。

2月の上旬で、もやがなかなか引かず、富士山が現れずに諦めかけていたところ、日が沈んで30分ほどしてから富士山がぼんやりと現れました。トワイライトレッドフィルターをつけ、10秒ほどのスローシャッターで撮った一枚です。波が消えて、とても柔らかな感じが出たと思います。

下の画像は、湘南海岸をもう少し下り、逗子の海岸から撮影しました。江ノ島の後ろに白い富士山が見えます。この画像を見ると、真白き富士の嶺…と歌われた映画、旧開成中学のボート部員がここで遭難したことを思い出します。

 

下の画像二枚は、朝霧高原で撮影したものです。自宅のある立川からは、快速電車で一気に河口湖までいけます。そこでレンタカーを借りて富士山の周囲を走りました。一周200キロほどですから十分時間に余裕を持って撮影できました。

 

 

最後の二枚は、いずれも、下吉田の浅間神社の境内から撮影したものです。丁度桜満開の時季で、五重塔と桜、富士山が上手く撮れたと思っております。二枚ともネガカラーで撮影しております。そのため、特に下段の夜景は青色のグラディエーション綺麗に出たと思いました。

 

 

次回は、東京都内から見た富士山を紹介したいと思います。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
都内から見る富士 (greentank)
2009-04-20 12:05:23
いいですね。
富士山はやっぱり少し離れてみるのがきれいですね。
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富士は良い (紅露)
2009-04-20 16:55:43
富士山を撮り始めると切りがなくなります。
一日として同じ顔を見せません。プロの写真家が、一生掛けて取り組んでいるくらいですから。
八王子にいた二年半は、精一杯撮ったつもりです。
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本当にきれいですね。 (greentank)
2009-04-20 17:11:59
赤のいろ一つとっても、時間。気象条件でも全く変わるんですね?
なんだか毎日をコマドリにしてみたい気分ですが…根気の要る作業ですね。

富士山写真があるんでしょうか?
ブルーの富士山も見てみたいです。
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富士山はたくさんあります (紅露)
2009-04-20 17:57:48
ブログに載せ切れません。
ブルーの富士山も、モノクロの富士山もあります。

近いうちに、富士山…その他、として取り上げますか。

一番上の赤い画像は、トワイライトフィルターを使い、あえて赤い基調にしました。
同じように、ネガで撮影した画像は、肌色+灰色となり、濁った色でとても使えませんでした。
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富士山は見るのがいい (goo116712)
2009-04-22 11:42:27
富士山の写真とりに周辺の山に何回か登りました。いい写真は撮れず、これって「腕」ですね。9月にトレーニングで登り予定です。
遠くから眺める富士山が最高ですね。
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腕ではなく… (紅露)
2009-04-22 16:27:47
コメント有難うございます。
多分撮ったのはネガカラーで撮影して、そのまま同時プリンしていると思います。

それでは、綺麗な色は出ません。プリント時に、もっと濃度をアップするとか、色のバランス(色の3原色のうちのどれかを)を変えるとかしないと、自分のイメージに残った通りの富士山にはなりません。

今は、パソコンのソフトで、簡単に操作できます。自分のイメージした画像に近づけるんですよ。

富士山は、やはり遠方から見るのがいいですね。9月の写真期待しています。
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