昨日は≪大人のバレエ≫クラスの日でした。
着替えてスタジオに入ると、先着のナッチャンが一人でおさらいをしていました、エライ!
さぁ、足慣らしをして、グラン・プリエからね
皆が1番→2番→……とプリエを進めていくのを見ながらカウントを取ったり、ちょっとした指示をだしたり。
う~ん、びみょ~にちがうんだよねぇ~、プリエというものに対するイメージ…、動きのタイミングとかテンポとかが……
よし、こうなったら身を以て教えるにしくはない!
「フミナちゃん、全部の動きを私の動きに合わせてごらん。プリエしていくテンポ、お膝を伸ばすタイミング、カンブレのテンポ、とにかく全部」
とフミナちゃんの前に入って左側のグラン・プリエを始める。
鏡を通して斜め後ろを見ながらお膝の向きやお腹、呼吸のことなど注意もする。
私の前に立っているマサエさんとサヨさんもやはり鏡を通して私を見ているらしく、動きのタイミングがほぼ合っている
こうしてグラン・プリエが終わった途端、
「どぅぁぁぁぁ~~~」
とサヨさんが盛大な深呼吸だか溜息だかを…
「フミナちゃん、ナッチャン、いい?プリエっていうのはね、ちょっと膝を曲げたらすぐ伸びて“休憩”、さっさとしゃがんでそこで“休憩”って動きじゃないのよ。しっかり確実にバネを溜める練習よ。だから動きの間に“休憩”はないの」
「ふぁぁぁいぃ~」
バットマン・タンジュ、デガージェ、……とメニューは進んで行き、バットマン・フォンデュ。
あ、これもだ。これもみんなタイミングが違うんだよね……よし…。
今度はナッチャンの前に入ってみんなと一緒にフォンデュの練習。
やはり鏡を通して後ろを見ながら腰や膝、軸脚などに必要な注意もする。
右側が終わった途端にサヨさんが
「でぁぁぁぁ~~」
さて今度は左側だ。左側はどうしますか?やはり私が一緒にやりますか?
なんでしたらサヨさん、アナタの前に入りましょうか?
「い゛…っいや、それは…」
そうなんだよねぇ、ヤなんだよねぇぇ、何度か経験あるんだもんねぇぇ
私のすぐ後ろの位置だと、まるで呪われたように……じゃなくて……取り憑かれたように……でもなくて……、引きずられるように同じ動きしか出来なくなるんだって。
いつもだったら無意識のうちに膝が緩んで“休憩”しちゃうところでも膝を緩められない、ちょっと脚を上げたらすぐに下ろしてるところでも脚を下せない、…とそんな風になっちゃうらしい。
そんなわけで左側はまたフミナちゃんの前で
そうやってさらにメニューは進み、グラン・バットマンでバー・レッスンは終了。
センター・レッスンはバットマン・タンジュのあとエシャッペのシンプルなアンシェヌマンを練習
右脚後ろ5番から→エシャッペ→右脚前5番→エシャッペ→左脚前5番→右脚ルティレ→右脚前5番→左脚ルティレ→左脚前5番………
アームスはエシャッペはア・ラ・スゴンドで、右脚ルティレのときは左アームスがアン・バからアン・オー、左脚ルティレのときは右アームスがアン・バからアン・オー
いい?
「…はあ゛…」
あのね…。
「二つ目のエシャッペから5番ドゥミ・プリエに戻る瞬間に前側の脚と同じ方のアームスをアン・バに下しとくの。そうすると後ろ側の脚がルティレするのと同時にそのアームスをアン・オーにできるでしょ ルティレした脚を下ろすのと同時に反対のアームスをアン・バに下す。次のルティレと同時にそのアームスをアン・オーに…。ね…っ」
「…う゛~~ん…」
音楽に合わせて練習してみたら……これがまぁ……
全員、どこかが正しく出来てどこかを間違えている…、誰かが正しいときには誰かが間違えていて…、その間違えている人たちもそれぞれに異なる間違え方をしていて………おもしれぇ……
こうやって少しずつ進化していくんだよね。
最後にみんなはピケ・アラベスクの練習。
ユキさんはデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・シャセのアンシェヌマン。
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・シャセを3回したらアティチュード・ルルヴェ、すぐに5番ポジシオン・クロワゼでルルヴェ、そして反対側を続ける…いい?」
まずは音楽に合わせて1回目は一緒に練習。
はい、ひとりでどうぞ
おお、キレイだねぇ、いいねぇ、と見ていたら………あ゛アレ…?
なんでそこでピケ・アラベスクしちゃうかな…?
「あれぇ……」
はい、はじめからもう一度。
「あれぇ……」
それ、はじめからもう一度。
「あれぇ……」
キレイなのに、どういうわけかピケ・アラベスクにつかまってしまったユキさんなのでした…。
レッスン後のおさらいで抜け出せたかな?
着替えてスタジオに入ると、先着のナッチャンが一人でおさらいをしていました、エライ!
さぁ、足慣らしをして、グラン・プリエからね
皆が1番→2番→……とプリエを進めていくのを見ながらカウントを取ったり、ちょっとした指示をだしたり。
う~ん、びみょ~にちがうんだよねぇ~、プリエというものに対するイメージ…、動きのタイミングとかテンポとかが……
よし、こうなったら身を以て教えるにしくはない!
「フミナちゃん、全部の動きを私の動きに合わせてごらん。プリエしていくテンポ、お膝を伸ばすタイミング、カンブレのテンポ、とにかく全部」
とフミナちゃんの前に入って左側のグラン・プリエを始める。
鏡を通して斜め後ろを見ながらお膝の向きやお腹、呼吸のことなど注意もする。
私の前に立っているマサエさんとサヨさんもやはり鏡を通して私を見ているらしく、動きのタイミングがほぼ合っている
こうしてグラン・プリエが終わった途端、
「どぅぁぁぁぁ~~~」
とサヨさんが盛大な深呼吸だか溜息だかを…
「フミナちゃん、ナッチャン、いい?プリエっていうのはね、ちょっと膝を曲げたらすぐ伸びて“休憩”、さっさとしゃがんでそこで“休憩”って動きじゃないのよ。しっかり確実にバネを溜める練習よ。だから動きの間に“休憩”はないの」
「ふぁぁぁいぃ~」
バットマン・タンジュ、デガージェ、……とメニューは進んで行き、バットマン・フォンデュ。
あ、これもだ。これもみんなタイミングが違うんだよね……よし…。
今度はナッチャンの前に入ってみんなと一緒にフォンデュの練習。
やはり鏡を通して後ろを見ながら腰や膝、軸脚などに必要な注意もする。
右側が終わった途端にサヨさんが
「でぁぁぁぁ~~」
さて今度は左側だ。左側はどうしますか?やはり私が一緒にやりますか?
なんでしたらサヨさん、アナタの前に入りましょうか?
「い゛…っいや、それは…」
そうなんだよねぇ、ヤなんだよねぇぇ、何度か経験あるんだもんねぇぇ
私のすぐ後ろの位置だと、まるで呪われたように……じゃなくて……取り憑かれたように……でもなくて……、引きずられるように同じ動きしか出来なくなるんだって。
いつもだったら無意識のうちに膝が緩んで“休憩”しちゃうところでも膝を緩められない、ちょっと脚を上げたらすぐに下ろしてるところでも脚を下せない、…とそんな風になっちゃうらしい。
そんなわけで左側はまたフミナちゃんの前で
そうやってさらにメニューは進み、グラン・バットマンでバー・レッスンは終了。
センター・レッスンはバットマン・タンジュのあとエシャッペのシンプルなアンシェヌマンを練習
右脚後ろ5番から→エシャッペ→右脚前5番→エシャッペ→左脚前5番→右脚ルティレ→右脚前5番→左脚ルティレ→左脚前5番………
アームスはエシャッペはア・ラ・スゴンドで、右脚ルティレのときは左アームスがアン・バからアン・オー、左脚ルティレのときは右アームスがアン・バからアン・オー
いい?
「…はあ゛…」
あのね…。
「二つ目のエシャッペから5番ドゥミ・プリエに戻る瞬間に前側の脚と同じ方のアームスをアン・バに下しとくの。そうすると後ろ側の脚がルティレするのと同時にそのアームスをアン・オーにできるでしょ ルティレした脚を下ろすのと同時に反対のアームスをアン・バに下す。次のルティレと同時にそのアームスをアン・オーに…。ね…っ」
「…う゛~~ん…」
音楽に合わせて練習してみたら……これがまぁ……
全員、どこかが正しく出来てどこかを間違えている…、誰かが正しいときには誰かが間違えていて…、その間違えている人たちもそれぞれに異なる間違え方をしていて………おもしれぇ……
こうやって少しずつ進化していくんだよね。
最後にみんなはピケ・アラベスクの練習。
ユキさんはデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・シャセのアンシェヌマン。
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・シャセを3回したらアティチュード・ルルヴェ、すぐに5番ポジシオン・クロワゼでルルヴェ、そして反対側を続ける…いい?」
まずは音楽に合わせて1回目は一緒に練習。
はい、ひとりでどうぞ
おお、キレイだねぇ、いいねぇ、と見ていたら………あ゛アレ…?
なんでそこでピケ・アラベスクしちゃうかな…?
「あれぇ……」
はい、はじめからもう一度。
「あれぇ……」
それ、はじめからもう一度。
「あれぇ……」
キレイなのに、どういうわけかピケ・アラベスクにつかまってしまったユキさんなのでした…。
レッスン後のおさらいで抜け出せたかな?