アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

進化していく人たち…♪

2012-08-20 09:14:32 | Weblog
昨日は16時45分~≪バレエ初級基礎コース≫と18時15分~≪バー・レッスンでスロー・エクササイズ≫のレッスンでした。
半地下でしっかり除湿してあるスタジオに入るとちょっとひんやりしていて気持ちがいい
「う~ん、先週お休みしたからなぁ…大丈夫かなぁ…」
メグちゃん
「ほほん… んならバー・レッスン、御付き合い致しましょかぁ…」
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、……とメニューを進めながら、注意の声を掛けたり修正のための時間を取ったり。
昨日はアームスをアン・オーにしたときのラインを丁寧に練習した。
「肘がね、手首や手先より前に出ちゃだめよ。肘を少ぉぉし後ろに引く…」
「……肘を後ろに…………、なんか腕の筋肉が引っ張り上げられる感じ……」
そうそう、“二の腕”に効くでしょ
ほら、正面からみても真横から見てもキレイなラインが出来てるわよ
次はア・ラ・スゴンドのポジシオンを修正。
「股関節の柔軟性とか形状とか個人差があるからさ…、無理に身体の真横に脚を出さなくていいんだよん」
メグちゃんの場合は少し前、大体腰骨の横を目安にするといいわね。その位置でなるべく内腿を前に回すようにする。
いいですかぁ、とちょっとした見本を見せる。
正面から見た場合:ドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールのどのポジシオンでも必ずカカトが見える
真横から見た場合:ドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールのどのポジシオンでも殆どカカトは見えない

「…ってのをいつもイメージしてるといいのよん」
グラン・バットマンでバー・レッスン終了、ちょっと休憩。
センター・レッスンはバットマン・タンジュから
ア・ラ・スゴンドを4回繰り返したあと、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→重心移動してポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドって動くところ。
「重心を移したあとのポワン・タンジュの脚をきちんと自分のア・ラ・スゴンドのポジシオンに修正しないとね」
「あ、そうか…、きちんと膝を上に向けて…」
そうそう
じゃ、前回練習したパ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエ、ルティレ・ルルヴェのアンシェヌマンを練習しましょう。

うん、前回よりも重心を前に引き上げられるようになったね。足首や内腿、お腹がもう少し強くなったらルティレ-ルルヴェでもっとしっかり立っていられるようになるからね。その調子その調子
「こうやって一つずつゆっくりレッスンしてると自分が何が分かってないのかよく分かる。納得しながら練習できるからすごい満足しちゃう感じ
うん、ゆっくり丁寧に、が一番の近道
そして≪スロー・エクササイズ≫カヨさんと交代。
まずはバー・レッスン。
といってもバレエを踊るためのレッスンではないので、180度のターン・アウトを目指したりはしないのよ。
内腿の動きを感じ取れるくらいにターン・アウトすればO.K.なので、まぁ90度から100度くらいだね。そして全部1番ポジシオン。5番ポジシオンは使わない。
プリエをしてタンジュをしてデガージェをしてロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールをゆっくりゆっくり、通常のバー・レッスンの半分のスピードで練習します。
「う~ん、お尻が出っ張っちゃうってことはお腹がしっかりしてないってことかな…」
うん、そうね。それと、“ここがまっすぐのポジシオンだっ”ってのを掴み切れてないのよ。
大丈夫、ちゃんとチェックしてあげてるから
次は美しい腕(特に“二の腕”)を作るためにポール・ドゥ・ブラの練習。
もう順番や大事なポイントなんか覚えたみたいだからね、次。
「あのねア・ラ・スゴンドのポジシオンにして90度前屈するとね、ほら右手の指先から背中を通って左の指先までのラインが円周に添うでしょ」
と見本を鏡に映して見せる。
「おらららら…。そうなるのかぁ…」
はい、それじゃサポートするから背中から腕の筋肉に意識を向けてみよう。
…どう…?
「…あ~、肩甲骨の間が広がって…後ろ脇が引き伸ばされる感じ…
そうそう
ポジシオンをきちんと覚えて無意識のうちにもキレイに動かせるようになると、腕そのものもキレイに変身するよ。
それからお腹まわりとウエストをシェイプするための骨盤を動かすエクササイズをして、最後に
「あ゛、キライなやつだ」
ふん…でもちゃんとやる…
そうしてレッスンが終わり、満足満足…と彼女は帰っていったのでした。
次回も楽しく身体磨きしましょう
コメント
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