アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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ポール・ドゥ・ブラ…♪

2014-10-06 10:44:10 | Weblog
ちょっと集中的にポール・ドゥ・ブラの練習をしておきたいのよね。
「ほら、しばらく練習してなかったでしょう」
「そうですよねぇ
ではまず、基本の《基》、それぞれのポジシオンでのアームスのラインをチェック。
両手を下して手のひらを合わせます。
手首の際から少しずつ放しながら、肘を少し引き上げます。
中指と中指の間を10センチほど開けて、小指を腿から5センチほど離します。
これが、アン・バ
あぁらぁ、メグちゃん、キレイなラインが出来てるわぁ
両腕のアウトラインを崩さないように気を付けながら、アン・ナヴァンへ…、そこからアン・オーへ。
「…ん~、小指側の末端がもう少しキレイにならないかなぁ…、イメージしてるのとちょっと違うような…
ふむ…、んじゃちょいと修正しようかね
アン・オーに上げた彼女の左手、手首の角度を少ぉぉしだけ変えて、小指の位置を少ぉぉしだけ変えてあげる。
「どぉ?」
「あ、キレイだ…
でしょ
続いて、アン・ナヴァンからア・ラ・スゴンドへ。
ア・ラ・スゴンドのアームスのまま上体を90度前傾すると、
右の中指の先端から背中を通って左の中指の先端までのラインが、大きな弓の形になります。
どうかな?
おぉぉ、キレイな弓が出来るようになったねぇ
じゃ、次。
3番のアームス。片方をアン・オー、もう片方はア・ラ・スゴンド。
エファセとクロワゼでは顔の向きや角度が変わるからしっかり覚えましょう。
あ~、背中から腕に掛けてすっごく筋肉を働かせてる感じぃ~
うん、それでよろしいのです
では、以前練習した1番から4番までのポール・ドゥ・ブラを音楽に合わせて練習してみよう
まずは右脚前5番クロワゼから。
続いて左脚前5番クロワゼで。
一か所だけ、4番のポール・ドゥ・ブラの最初の動きのところだけ修正しよう。
アン・ナヴァンから片方の手のひらを手鏡だとイメージして、その手鏡を見上げるように手先を上げていきます。このとき、肘を落とさないように気を付けましょう。
3番は片方の腕をアン・オーに引き上げますが、4番は顔の前に手先を引き上げます。引き上げる腕の動きが違いますから気を付けましょう。
もう一度右脚前5番クロワゼから、そして左脚前5番クロワゼで
「ふぁぁぁ、ポール・ドゥ・ブラ、フルにやるとかなり…
そうね、トルソーをしっかり支えるためにも、そのくらい強いアームスが必要ってことよ。
あのね、足のポジシオンに1番から5番があるように、アームスにも1番から5番があるの。
1番はこう、2番はここ、3番は…と見本を見せる。
「でもね、これはチェケッティ・メソッドの場合。ワガノワ・メソッドではね…」
これが1番で、2番はこうで、これが3番なのよ、と見本を見せる。
「ア・ラ・スゴンドだけはどちらも2番だ」
そうです。
スゴンドsecond=セカンド
ってことです。
私が1番、2番、3番とかの言い方をしないのは、アン・バ、アン・ナヴァン、アン・オーという言い方ならどちらのメソッドにおいても共通だからです。
「なぁるほどぉ…
写真か動画を撮っておこうか、というくらいキレイなポール・ドゥ・ブラができるようになっているメグちゃんなのです
コメント
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