アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

80冊…♪

2014-11-21 09:52:16 | Weblog
私は日記というものとあまり縁がない。
子供のころからそうだった。
小学校のころの夏休みの宿題として課される“絵日記”は辛うじてやり遂げたが、単にそれだけ。
長じてから何度か日記帳なるものを購入して挑戦したことはあるが、1ヶ月と続いたことがない。
何故なんだろうと考えてみた結果、出た結論はひとつ。
終わったことには興味がない
そういうことだ。
だから写真にしてもそう。
その時その時に写したものはあるにはある。
だけどそれをアルバムに美しくデコレーションして思い出のよすがに、ってことをする気にならない。
きちんと残してあるのは舞台写真だけだ。
それらは思い出ではなく“資料”だから。
そんな私でも唯一数年にわたって続けているものがある。
それは読書記録
ルーズリーフのノートに縦線を引き、日付・書籍名・著者名・出版社名を記入するだけの簡単なものだ。
1月1日からはじめて12月31日に終わる。
毎年おおよそ1年間に延べ70冊程度読んでいることが分かる。
随分本を読まなくなったな、というのが正直な感想である。
若い頃は年間延べ150~200冊は読んでいたのになぁ、とちょいと残念。
今年も元日に“70冊”を目標にノートに縦線を引いた。
…で、11月20日現在、73冊
というわけで目標を上方修正して“80冊”にした。
あと40日あるからね。
5日で1冊読むペースでクリアできるハズ
この読書記録、単なる自己満足の手段に過ぎないんだけど、ちょいと役に立つこともある。
生徒や知人との会話やふとした考え事の際に、ちょっとした言葉や情報や情景などが引っかかることがある。
あれ?どこかで読んだんだけどな…。何かに出てきたな…。
そういうとき読書記録を遡ってみる。
あぁ、そうそう、これこれ。これに書いてあったんだ。この中に出てきたんだ
ということがよくある。
読んだものがそれなりに脳みそ様の栄養になっていると確認できるようで嬉しかったりもするし、安心もする。
脳みそ様の生理的な栄養源はブドウ糖だが、読書というのも栄養源としては不可欠だなと思っている。
1冊の本を除夜の鐘が聞こえ始めたときに読み終わり、初日の出とともに新しい1冊を読み始める、そんな年越しもいいかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする