待ってましたぁの新刊です
『[新]本所おけら長屋』 畠山健二著 祥伝社文庫
シリーズ1から20と外伝まではPHP文芸文庫から出てたんですが、今作から出版社が変わりました。
既刊の最後で西洋医学を学ぶため長崎への留学を決めたお満さんとそれを追って行った万造さんが3年ぶりに江戸に戻ってきたところからお話が始まります。
江戸で万造さんの帰りを待っていた松吉さんは二人で“なんでも屋”の商売を始めようと地ならしをして待ち構えていて、お満さんと万造さんが江戸に入る直前に拾ってきた話から“万松屋”の初仕事が始まり……、第一話:まんてん
おけら長屋のみんなが頼りにしている浪人島田鉄斎さんや万松コンビの蔭に隠れていまいち存在感が希薄だった魚辰こと魚屋の辰次さんだけど、ぐっと腹の座ったところを見せるしちゃんと道理を弁えて話せる男だったのね、だから待望のお嫁さんが……、第二話:みかえり
ようやく仕官が叶って江戸に出てきた鉄斎さんのかつての弟子、話を聞いてみるとどうにも解せない点があるから鉄斎さんは万松屋に仕事を依頼、上意討ちとは何故か、またその相手は…、仕事にかこつけて大いに遊んでもいる万松コンビの面目躍如といったところでしょうか……、第三話:にたもの
鉄斎さんはさらに風格が増して泰然自若、何をするにも卒がなくおけら長屋の司令塔って感じだし、お染さんは相変わらず粋で気風が良くて優しいし、松吉さんの女房お栄ちゃんもかなり洒落が通じて、ちょこっとだけ姿を見せるおけら長屋のおかみさん連中、お里さんとお咲さんも、それでこそおけら長屋よねぇって感じ
三年前と変わらないおけら長屋の住人たちにニューフェイスも加わり、さらに酒場三祐に替わってお栄ちゃんが営む居酒屋栄屋がみんなのたまり場に、お満先生の治療院満天堂も出来て、今後の展開が楽しみです
『[新]本所おけら長屋』 畠山健二著 祥伝社文庫
シリーズ1から20と外伝まではPHP文芸文庫から出てたんですが、今作から出版社が変わりました。
既刊の最後で西洋医学を学ぶため長崎への留学を決めたお満さんとそれを追って行った万造さんが3年ぶりに江戸に戻ってきたところからお話が始まります。
江戸で万造さんの帰りを待っていた松吉さんは二人で“なんでも屋”の商売を始めようと地ならしをして待ち構えていて、お満さんと万造さんが江戸に入る直前に拾ってきた話から“万松屋”の初仕事が始まり……、第一話:まんてん
おけら長屋のみんなが頼りにしている浪人島田鉄斎さんや万松コンビの蔭に隠れていまいち存在感が希薄だった魚辰こと魚屋の辰次さんだけど、ぐっと腹の座ったところを見せるしちゃんと道理を弁えて話せる男だったのね、だから待望のお嫁さんが……、第二話:みかえり
ようやく仕官が叶って江戸に出てきた鉄斎さんのかつての弟子、話を聞いてみるとどうにも解せない点があるから鉄斎さんは万松屋に仕事を依頼、上意討ちとは何故か、またその相手は…、仕事にかこつけて大いに遊んでもいる万松コンビの面目躍如といったところでしょうか……、第三話:にたもの
鉄斎さんはさらに風格が増して泰然自若、何をするにも卒がなくおけら長屋の司令塔って感じだし、お染さんは相変わらず粋で気風が良くて優しいし、松吉さんの女房お栄ちゃんもかなり洒落が通じて、ちょこっとだけ姿を見せるおけら長屋のおかみさん連中、お里さんとお咲さんも、それでこそおけら長屋よねぇって感じ
三年前と変わらないおけら長屋の住人たちにニューフェイスも加わり、さらに酒場三祐に替わってお栄ちゃんが営む居酒屋栄屋がみんなのたまり場に、お満先生の治療院満天堂も出来て、今後の展開が楽しみです