昨日は16:45~≪バレエ初級基礎コース≫、18:15~≪スロー・エクササイズ≫のレッスンでした。
今週も
「部活が半日で終わりましたぁ」
とミクちゃんが元気にやってきました
脚慣らしのストレッチをしてからバー・レッスン開始。まずはグラン・プリエから
メグちゃんとミクちゃん、それぞれの動きに目配りしながらところどころ注意の声を掛けるのはいつものこと。
およ…ミクちゃん、いつになく好いコントロールだねぇ、右側も左側も。
「まぁぁ、私が長年見たかったのはそのコントロールよ、いいじゃないのぉ…」
「へへ…っ」
その調子だといろんな大事なポイントもしっかり理解できそうね。
バットマン・タンジュをしてバットマン・ジュテをして、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「いい?デリエールからプルミエル・ポジシオンに戻るときにはね、骨盤から先に引き上げるの。脚の動きにだけ捉われてると、お尻が出っ張ったままになりやすいからね」
と、稽古着の上に着ているTシャツの裾をウエストまで捲り上げて、腰回りの動きを分解して見せながら説明。
はい、音楽に合わせてどうぞ
… … … … … … … …
すると、ミクちゃんが一つ一つのポジシオンにきちんと意識を向けてコントロールしようとしている様子がよく分かる。
うん、いいわよぉ、それよそれ、その意識が大事なの
それからバットマン・フォンデュをしてフラッペをしてロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
まずは右側。
お…、先週までのミクちゃんは、8回繰り返す間にだんだん脚の高さが下がってきてたのに、今週は脚が下がらないわね。下がらないようにお腹をしっかり支えようとしてるのね。その調子よぉ
でも、う~ん、一つだけ、惜しいなぁ~。
「ねぇ、右脚、90度まで上げてごらん。…自分の脚の形をよぉく見て」
と鏡の方を向いて脚を上げさせ、目で確認させる。
その次に私も同じ高さに脚を上げて
「センセイの脚となんか違うでしょ…何が違うと思う?」
「…あしくび…」
だねぇ。それじゃぁ同じラインが作れるように大事なポイントを教えましょう。
ルティレから膝下を伸ばしていくときにはねとか、足底筋と長指伸筋をしっかり働かせてとか、彼女の足をサポートしながらゆっくり動かしてあげる。
「…ん゛け…っ」
うん、今までこういう足の使い方してこなかったからね、今日だけはちょっと辛いかもしれないけど、足の裏のストレッチを丁寧にしていれば次からは楽勝よ
最後のグラン・バットマンでも爪先までビシっ っと脚が伸びたね。
「ミクちゃん、今まで見てきたアナタのバー・レッスンの中で今日が一番の出来だわよ」
… … … …
センター・レッスンはバットマン・タンジュをして、タン・ルヴェの練習をしてから、メグちゃんはグリッサードの練習、ミクちゃんは先週まで練習してたデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのアンシェヌマンを発展させましょう。
メグちゃんのグリッサードは大分グラつきが少なくなって、以前より大きく移動できるようになってきたわね。後から5番ポジシオンに引きつける脚がターン・インしないようにもう少し気を付けましょう。
そのあとミクちゃんには今日はきっちり教えたいことがあるからちょっと待っててね、とまずメグちゃんがアッサンブレとタン・ルヴェの練習。
… … … … … … … …
うん、随分音楽にノレるようになってきたねぇ。足首とお膝をしっかり伸ばすことが大事よぉ。鏡に映る自分の脚をよぉく見て確認しましょう。
さてミクちゃん、グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァンの練習をしよう。
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→4番クロワゼでポゼ
とまず見本を見せる。それから二人で一緒に練習。
では音楽に合わせてどうぞ。
… … … … … … … …
うん、ジャンプ力はあるが活かせてないのね。
「あのねぇ、デヴロッペはねぇ、ゆっくりしてちゃ間に合わないわよ。それとねぇ、せっかくお膝を引き上げてても膝下を下向きにデヴロッペしたんじゃジャンプが高くならないの。だからね、お膝から下は天井に向かって蹴り上げるイメージで伸ばすのよ」
はい、どうぞ。
… … … … … … … …
あ~、アームスが中途半端なのね。
「うん、跳び上がるタイミングは良くなった。でもね、アームスがジャンプを助けてないのよ。ポジシオンはね、チェケッティの3番ではあるんだけど、思い切ってちょっと乱暴なくらいに天井に向かって両手を放り上げてごらん。お顔も天井を見るつもりで…」
それ、跳べ。
… … … … … … … …
そしたらねぇ、1回だけだったけど、アームスも脚もタイミングがピタリと合って、ぅわん と浮いた
よぉし、次回はアントルラセの動きをバッチリ修正しよう。ミクの身長と手脚の長さを活かしたダイナミックなグラン・アレグロが出来るように
あ、それまでに自分の身体のコンディションを整えておかなくちゃ。いつまでたってもしっかり見本を見せて教えたいセンセイなのでした
今週も
「部活が半日で終わりましたぁ」
とミクちゃんが元気にやってきました
脚慣らしのストレッチをしてからバー・レッスン開始。まずはグラン・プリエから
メグちゃんとミクちゃん、それぞれの動きに目配りしながらところどころ注意の声を掛けるのはいつものこと。
およ…ミクちゃん、いつになく好いコントロールだねぇ、右側も左側も。
「まぁぁ、私が長年見たかったのはそのコントロールよ、いいじゃないのぉ…」
「へへ…っ」
その調子だといろんな大事なポイントもしっかり理解できそうね。
バットマン・タンジュをしてバットマン・ジュテをして、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「いい?デリエールからプルミエル・ポジシオンに戻るときにはね、骨盤から先に引き上げるの。脚の動きにだけ捉われてると、お尻が出っ張ったままになりやすいからね」
と、稽古着の上に着ているTシャツの裾をウエストまで捲り上げて、腰回りの動きを分解して見せながら説明。
はい、音楽に合わせてどうぞ
… … … … … … … …
すると、ミクちゃんが一つ一つのポジシオンにきちんと意識を向けてコントロールしようとしている様子がよく分かる。
うん、いいわよぉ、それよそれ、その意識が大事なの
それからバットマン・フォンデュをしてフラッペをしてロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
まずは右側。
お…、先週までのミクちゃんは、8回繰り返す間にだんだん脚の高さが下がってきてたのに、今週は脚が下がらないわね。下がらないようにお腹をしっかり支えようとしてるのね。その調子よぉ
でも、う~ん、一つだけ、惜しいなぁ~。
「ねぇ、右脚、90度まで上げてごらん。…自分の脚の形をよぉく見て」
と鏡の方を向いて脚を上げさせ、目で確認させる。
その次に私も同じ高さに脚を上げて
「センセイの脚となんか違うでしょ…何が違うと思う?」
「…あしくび…」
だねぇ。それじゃぁ同じラインが作れるように大事なポイントを教えましょう。
ルティレから膝下を伸ばしていくときにはねとか、足底筋と長指伸筋をしっかり働かせてとか、彼女の足をサポートしながらゆっくり動かしてあげる。
「…ん゛け…っ」
うん、今までこういう足の使い方してこなかったからね、今日だけはちょっと辛いかもしれないけど、足の裏のストレッチを丁寧にしていれば次からは楽勝よ
最後のグラン・バットマンでも爪先までビシっ っと脚が伸びたね。
「ミクちゃん、今まで見てきたアナタのバー・レッスンの中で今日が一番の出来だわよ」
… … … …
センター・レッスンはバットマン・タンジュをして、タン・ルヴェの練習をしてから、メグちゃんはグリッサードの練習、ミクちゃんは先週まで練習してたデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのアンシェヌマンを発展させましょう。
メグちゃんのグリッサードは大分グラつきが少なくなって、以前より大きく移動できるようになってきたわね。後から5番ポジシオンに引きつける脚がターン・インしないようにもう少し気を付けましょう。
そのあとミクちゃんには今日はきっちり教えたいことがあるからちょっと待っててね、とまずメグちゃんがアッサンブレとタン・ルヴェの練習。
… … … … … … … …
うん、随分音楽にノレるようになってきたねぇ。足首とお膝をしっかり伸ばすことが大事よぉ。鏡に映る自分の脚をよぉく見て確認しましょう。
さてミクちゃん、グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァンの練習をしよう。
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→4番クロワゼでポゼ
とまず見本を見せる。それから二人で一緒に練習。
では音楽に合わせてどうぞ。
… … … … … … … …
うん、ジャンプ力はあるが活かせてないのね。
「あのねぇ、デヴロッペはねぇ、ゆっくりしてちゃ間に合わないわよ。それとねぇ、せっかくお膝を引き上げてても膝下を下向きにデヴロッペしたんじゃジャンプが高くならないの。だからね、お膝から下は天井に向かって蹴り上げるイメージで伸ばすのよ」
はい、どうぞ。
… … … … … … … …
あ~、アームスが中途半端なのね。
「うん、跳び上がるタイミングは良くなった。でもね、アームスがジャンプを助けてないのよ。ポジシオンはね、チェケッティの3番ではあるんだけど、思い切ってちょっと乱暴なくらいに天井に向かって両手を放り上げてごらん。お顔も天井を見るつもりで…」
それ、跳べ。
… … … … … … … …
そしたらねぇ、1回だけだったけど、アームスも脚もタイミングがピタリと合って、ぅわん と浮いた
よぉし、次回はアントルラセの動きをバッチリ修正しよう。ミクの身長と手脚の長さを活かしたダイナミックなグラン・アレグロが出来るように
あ、それまでに自分の身体のコンディションを整えておかなくちゃ。いつまでたってもしっかり見本を見せて教えたいセンセイなのでした